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自然気胸になった話。【第1回「よくわからない胸の痛さ」】
みなさん、おはこんばんにちは。チャーリーです。
数ある記事のなか、この記事をお読みくださり ありがとうございます。
今回から、数回に分けて 自然気胸になったことのおはなしをしたいと思います。
まぁ、noteを始めるキッカケのひとつが、この気胸のはなしでして…。
過去に気胸を患ったかた、そしてこれから治療をはじめていくかたも、
気胸の治療は こんな感じだよ、ということを感じていただけると 幸いです。
「気胸」って?
このおはなしをする前に、「気胸」が どのようなものなのかについて、説明したいと思います。
気胸とは、2層の胸膜(肺の外側と胸壁の内側を覆っている薄くて透明な膜)の間に空気が入り込むことによって、肺が部分的または完全につぶれてしまう病気です。
基本的な原理は、上の説明のとおりで、いくつか種類があるのですが、
自分が2回ともなったのは、「原発性自然気胸」と よばれるものです。
原発性自然気胸は、肺疾患のない人に明らかな原因なく起こる気胸です。原発性自然気胸は通常、肺のややもろくなった部分(ブラ)が破裂した際に発生します。この病気は、40歳未満で背が高い男性の喫煙者に最もよくみられます。ほとんどの人が完全に回復しますが、最大で50%の人に再発がみられます。
太字は筆者が編集
自分はやせ型で、他に持病を持ってはいません。
身長に対して体重が軽く、周りからは「ガリガリ」「蹴ったら折れそう」なんて言われます。
俗に「イケメン病」と呼ばれている(有名な"イケメン俳優"の相葉雅紀さんや、佐藤健さんがなったことでも有名)そうですが、
自分、そんな雰囲気はありません(笑)
1回目の発症
自然気胸は、過去に2回患っていまして、
今回は初めて気胸になったことをおはなしします。
最初に出た症状
事の発端は、2年前の2月。
おやつを食べているときでした。
「んっ、なんか胸やけがするなぁ…」
自分はストレスを感じると、けっこう胸やけを起こすことがあります。
だから、「あぁ、またいつものだ」と思っていたんです。
しかし、しばらくしてくると、右胸が痛み出しました。
このときは、一時的な神経痛だろうと思って、しばらく放置していました。
でも、お風呂に入ろうとしたときには、咳が出始めました。
たんが絡んでいない、空咳だったように思います。
咳きこむたびに、痛みは 胸の真ん中へと移動…。
その後も、痛みは また右胸に移動し、激しさを増しました。
何の病気なんだろうと、ネットを調べてみると、「心筋梗塞」や「狭心症」といった、死にいたる病気の名前が出てきて、さらに心配になってきました。
心配しすぎなせいなのか、また胸やけを起こし、苦しい夜を過ごしました。
発症翌日
発症した翌朝、痛みは おさまっているだろうと思っていたんですが、
胸の真ん中に残ったまま。
起きてくると、痛みはまた右胸に移動しました。
「これはまずい」
そう思い、かかりつけの内科に診てもらうことにしました。
内科で今まで起こった状況(胸やけ、胸の痛み)を説明したところ、
「これは、逆流性食道炎かアレルギー、それか精神的なストレスでしょうね」
と診断を受け、胃酸の分泌を抑える薬と、消化管の運動を整える薬(プロトンポンプ阻害薬?)、そして アレルギーに関わる薬をもらいました。
その後、時間が経つにつれて 痛みはおさまっていきました。
しかし、この痛みの本性を知るのは、ここから2ヵ月後のことでした…。
続きは、また次回。
今回も、最後までお読みくださり ありがとうございます。