9年同じ相手と浮気している夫と暮らした話①
夫とは友達の紹介のようなカタチで出会い、私と同じ年で仕事は車の整備士。夫の両親は高齢で夫が23歳で父親はもう70歳を過ぎていました。
そんな夫の父親は癌で、リンパにも転移しているから早く孫の顔を見せたい!という願望が夫は強かった。
交際1年程で結婚。直ぐに子宝に恵まれ男の子が誕生日した。
夫の両親も初孫に大喜びで、よく子供の服や玩具をプレゼントしてくれた。
ですが夫は育児も家事もほとんど手伝ってくれる事は無く、
けれど、健診や予防接種、お宮参りなど他人の目にふれる育児は参加するような人でした。
長男が1歳になった頃、2人目を授かり次男が生まれた。
次男は抱っこしてあやしても泣き止まない子で、
ミルクも少ししか飲まず、夜も2時間おきに泣き、起きてミルクを飲ませた。
本当に眠れない毎日でしたが、夫は一度も夜のミルクや夜泣きに対して手伝ってくれた事はなかった。
2歳になる長男の面倒を見ながら家事をして、そんな次男の育児は本当に大変でした。
抱っこしてあやしても泣き止まない次男を1時間以上あやして…やっと寝たと思ったら長男が玩具遊びでガチャガチャと音を立て
苦労して寝かし付けた次男がその音で起きて泣いて…を繰り返す。
毎日、毎日そんな日々の繰り返しで泣きそう…というか、キツくて辛くて泣いた事もあった。
そんな日々が長く続き、次男の泣き声だけで抑えられないイライラが沸き上がるような事もあった。
それでも抱いて、揺すって、泣き止ませて、寝かし付けて
なのに長男が何か音を立て次男が起きてしまい、また大泣きする次男をあやす。
今度は音を立てた長男に怒りが沸き上がっり…「せっかく寝たのに起きちゃったじゃん!!」と怒鳴って叱ってしまい、泣かせてしまった。
ちょっと音を立てただけで長男を叱って泣かせた事が辛くて、自分で自分が許せなくて泣いてしまった事もあった。
寝不足と、育児疲れでストレスが限界になって、「今日早く帰って来れない?」と、夫に電話した事が一度だけあった。
電話しても無駄だったので、その一度だけで2度と電話する事は無かった。
夫の帰りは毎日のように深夜で、
両親に助けてもらいたくても、両親は兄の息子2人を預かって子守りしていて忙しそうで、助けて欲しいとは言えない状況でした。
なので1人育児と家事とストレスと闘う毎日を過ごしていました。
そんなある日、夫がテーブルに携帯を置いたまま仕事に行ってしまったようで、次男を抱いて揺すって居ると
長男が夫の携帯を持ってパカパカしたり電話するマネをして遊んで居る事に気付いた。
慌てて「これはお父さんのだから遊んだらダメだよ。」と携帯を取り上げると、たまたま携帯の画面がメールの送信履歴の画面で…
職場の女の子に何通も続けて送信した形跡があった。
同じ名字がずらーーーっと。
名字だけで職場の女の子だと分かった理由は、私が毎年、夫の職場や友人宛に年賀状を手書きで書いていたからです。
この名字は職場の女の子。
こんな何通も送信してるのは怪しい。
私は夫の携帯を盗み見たりした事は一度もないし、夫を疑った事すらない。
ですが、流石にこれはおかしいのでは?と、胸騒ぎがし、送信内容を見てしまった。
まるで時が止まったような時間の中で、夫が職場の女の子に送った文章を1つ1つ開いて読んだ。
そのやり取りは次男がお腹に居る頃から始まっていた。
夫は私が次男を妊娠してる時から浮気していたのか…
私が育児で大変時も知らん顔して浮気していたんだ。
夫の仕事の帰りがどんなに遅くても
暖かいご飯を作って出していたのに、浮気して帰りが遅いだけだったなんて許せない。
しかも、浮気相手とパチンコに行ったり、ホテルに行ったりしてから帰宅してたなんて…。
私は夫から生活費として3万円をもらっていただけで、その3万円は1ヶ月の食品と雑費だった。
家賃や光熱費は夫が払ってくれていましたが給料明細なども見せてはくれずお金の管理は夫がしていました。
私は専業主婦だったのでお金の事で文句も言えずでしたが、
さすがに小さな子供2人居て、食品と雑費で1ヶ月3万円は無理で…。
足りない時は私の貯金から出して生活していました。
育児も家事も手伝わない上に、浮気して、パチンコして好き放題お金使って…
そう思うと悲しい気持ちより、怒りの感情の方がが遥かに上回った。
送信履歴だけでなく
受信履歴も全て読み終え
携帯をテーブルに戻した後…
可愛い2人の息子を眺めながら、今までの苦労や夫との思い出、
そして夫の裏切り…を頭の中でかき混ぜ、かき混ぜ、
私はこの後どう行動すればいいのだろうか…と考えていた。
つづく