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コード進行の作り方のアイディア

今回は、コード進行を作る際のアイディアについてピックアップしました。
以前に、コードから作曲する方法を書きましたが、そのコード進行を作る時の方向性についてリスト化してみました。よければご覧くださいませ。


1. 思いつき

これは、ギターを弾きながら、ひらめいたコードを順番に繋げていく方法です。メロディーを乗せつつ、感覚的に「いいな」と思ったコードを繋げていきます。実際、私がコードから作曲する場合、この方法がほとんどです。音楽理論は、迷ったときに参考にすることが多く、後付けにすることが多いです。

2. 基本の主要三和音から組み立てる

以前、「コード進行の作り方」シリーズで触れましたが、基本の主要三和音(トニック・ドミナント・サブドミナント)から進行を組み立て、そこに代理コードなどを加えたりすることでアレンジを加えていく方法です。シンプルですが、安定感のある進行を作ることができます。

3. 定番のコード進行を使う

コード進行の世界には「定番」と呼ばれる進行があります。例えば、カノン進行は、パッヘルベルの『カノン』で使われている有名な進行で、山下達郎の「クリスマス・イブ」やスピッツの「チェリー」など、多くのヒット曲でも使用されています。メロディーの流用は著作権に抵触しますが、コード進行の流用は問題ありません。「定番のコード進行」などで検索すれば多くの例が出てくるので、気に入ったものがあればぜひ活用してみてください。

4. 既存曲のコード進行を流用する

他の曲のコード進行を使ってみる方法です。例えば、歌本を見て、メロディーがわからない曲のコード進行を弾いてみて、良さそうならそこに自分のメロディーを乗せてみるのも一つの手です。既存の曲なので、同じキーであればそのまま使えることが多く、コード進行の流用も可能です。
コード進行の流用は問題ありませんが、メロディーの流用は著作権に抵触しますので、あえてメロディーを知らない曲を選ぶというのがポイントです。

5. 既存曲を分析してレパートリーにする

既存の曲を分析して、その面白い部分を自分のレパートリーに加えていく方法です。例えば、I度の和音に「C」ではなく「C69」が使われているのを見つけた場合、自分の曲でもI度の和音を「C69」に置き換えてみる、というようにアレンジを取り入れることができます。

以上、現時点で思いついたアイデアをいくつかピックアップしてみました。作品作りの参考やきっかけになれば幸いです。

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