私がコード進行の勉強に使った本
今回は、私がコード進行の勉強に使った本を紹介します。他にもいくつか読んだ本がありますが、その中で特に印象に残っている3冊をピックアップしました。あくまで私が勉強に使った本というだけで、「おすすめ」というわけではありませんが、「こういった本で学んだ人もいるんだな」くらいに見ていただければと思います。
1、「これ1冊でわかる! オリジナル・メロディーにコードをつける方法」浦田 泰宏 (著)
この本は、メロディに対してコードをつけることに焦点を当てています。そのため、コード進行自体を学ぶための本ではありませんが、セカンダリードミナントやサブドミナントマイナー、モーダルインターチェンジなど、ダイアトニックコード以外の進行パターンも紹介されており、「こんな進行もあるんだ」と参考になりました。この一冊で基本のコード進行の種類を学びました。
2、「すべての曲をJAZZYに お手軽ジャズ・ギター・アレンジ術 (ギター・マガジン)」岡 弘二 (著)
この本は、テンションコードを学ぶために使用しました。ダイアトニックコードをテンションコードに置き換える方法が記載されており、テンションコードのレパートリーを増やすのにとても参考になりました。
3、和声―理論と実習 (1)
クラシック音楽の作曲を学ぶなら定番の一冊のようです。かつて、弦楽アレンジの曲を作ろうとチャレンジしたことがあり、その際に読んでいました。結局途中で断念しましたが、「こんな世界があるのか!」と、非常に興味深い学びが得られたと思います。
無難にできることから
音楽の世界を追求しようとすると、コード進行だけでなく、音楽理論全般に対しても興味が湧いてくるかと思います。しかし、未知の世界に飛び込む際には、何から勉強を始めればよいか迷うことが多く、つい多くの本を購入してしまい、自分に合っているかどうかもわからないまま、お金をかけてしまうことがあるかもしれません。未知の分野への投資にはリスクが伴います。私自身、教則本を買っては売りというサイクルを繰り返していました。
その点、上記の3冊は図書館で借りられることもあるので、無理をせず、少しずつ学習を進めていくのが良いと思います。ぜひ、自分に合った勉強方法を見つけ、楽しく学んでいってください。