ヤギタコ

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好きなアルバムその7 『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』

 今回選んだのは、クリープハイプの2012年のアルバム、『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』。  クリープハイプにハマったのは今年に入ってからのこと。以前の印象としては、尾崎世界観の甲高い声が苦手、そして「エロ」とか「ラブホテル」とか下ネタを堂々と言う感じが苦手、嫌いという印象だった。銀杏BOYZにハマってからは後者の理由は解消されたが、銀杏の童貞っぽい一種のピュアさに共感してしまったせいで、今度は性的な関係を安易なエモとして消費しているのではないか、という偏見が新たに生

    • 好きなアルバムその6 『初恋に捧ぐ』

       今回選んだのは、初恋の嵐の2002年のアルバム『初恋に捧ぐ』。  新品のスピッツのアルバムを少しずつ集めていた高校時代の僕が、最後に買った一枚が『おるたな』というスペシャルアルバムで、そこにこの初恋の嵐の「初恋に捧ぐ」のカバーが入っていた。それがこのバンドとの出会い。例に漏れず、彼らの曲のすばらしさに感動し、そしてアルバムが出る前にボーカルが急逝した事実に胸を痛めた…。  楽曲そのものが良いのは当然なんだけれど、如何せん僕は物語が好きな生き物なので、そのバンドのストーリ

      • 好きなアルバムその5 『革命』

         今回選んだのは、2011年発表のandymoriの3rdアルバム『革命』。  最近、tiktokで少し(かなり?)知名度を上げたバンド、andymori。ブームに乗っかるために取り上げるのではなく、シンプルに自分の中で超大切なバンドなので、tiktokなんか知らん、こちとらファン歴4年じゃい!と、古参ぶった顔でandymoriの話をしたい。   まず、andymoriとの出会いについて。高校時代、スピッツにハマっていて、今思えばマジで徒労の極みだが、毎日Youtubeで

        • 好きなアルバムその4 『フジファブリック』

           今回選んだのは、フジファブリックが2004年に発表したメジャー1stアルバム『フジファブリック』。  自分の中でアーティストの旬があって、毎年度誰かの音楽を異常なまでに聴くけれど、2023年度は間違いなくフジファブリックの年だった(ちなみに2020年はandymori、2021年はカネコアヤノ、2022年は青葉市子の年だった)。コロナにかかってしまい、家の中で死にそうになっていた昨年の秋に出会って、以来毎日最低一回は志村正彦の声を聴くようにしている。多分フジファブリックを

          好きなアルバムその3 『おやすみなさい。歌唄い』

           今回選んだのは、2009年発売の踊ってばかりの国の1stミニアルバム、『おやすみなさい。歌唄い』。はっきり言って、自分は踊ってばかりの国の熱心なファンではない。好きな曲はいくつかあるし、アルバムも一通り聴いてるけど、(まだ)そこまでピンときていない。高3の時同じクラスだった女子が好きなバンド、カネコアヤノの相棒が前にいたバンド、そんな感じの印象。  でも、このミニアルバムだけは特別で、唯一といっていいほど繰り返し繰り返し聴いている。揺蕩うような優しさも感じるし、ぬちょっとし

          好きなアルバムその3 『おやすみなさい。歌唄い』

          好きなアルバムその2 『よすが』

           今回選んだ好きなアルバムは、カネコアヤノが2021年に出した五枚目のアルバム『よすが』。カネコアヤノの最高傑作は『燦々』だと信じて疑わないわたくしですが、前回語ったスピッツ『空の飛び方』と同じく、思い入れという点においてずば抜けているアルバムなのです。  まず、自分がカネコアヤノに出会ったのは2020年。大学入学と共にコロナ禍が始まり、前期の授業は全てオンラインorオンデマンド、構内は立ち入り禁止、という状態。華の大学生活を夢見て必死に受験勉強を頑張ったのに、誰とも会えず

          好きなアルバムその2 『よすが』

          好きなアルバムその1 『空の飛び方』

          はじめに  note始めました!  しがない大学生が満を持して感満載で始めました。SNS上で好きなものを語るのは僕には何だかハードルが高いけれど、noteならあまり人目を気にせずダラダラつらつら書けそうなので始めました。好きな音楽とか映画のことをあれこれ語れたらなあと思います。 本題  そんな訳で最初に語りたいのは、スピッツが1994年に発表した5枚目のアルバム、『空の飛び方』。今年で発売30周年になるのか。スピッツの数あるアルバムの中でも一番思い入れのある作品だ。

          好きなアルバムその1 『空の飛び方』