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_kei_
カサンドラが自らの力で幸せをつかむまで〜ASD夫との10950日①
はじめに
私は、ASD(自閉スペクトラム症)の夫を持つ50代自営業です。
人と情緒のつながりをもてない夫をもち、30年を迎えようとしています。
出会いから現在まで。
失望と絶望感を抱きながら生きてきた今、独立を前にここに記録として残していこうと思います。
今まで、この作業は何度となく挫折してきました。
なぜなら、苦しみ耐えてきたあの日々を掘り起こす作業になるからです。
心身に異常をきたし、消えてなくなることだけが希望に思えたあの日々に逆戻りする負担の大きい作業なのです。
苦しくて、途中で手が止まるかもしれません。
でも、書かなくてはいけない。
そんな衝動に駆られています。
これは個人的な記録であり、私の人生の棚卸しです。
ですがもし、今かつての私と同じように絶望と孤独に苛まれ苦しんでいる人がいたら、私は伝えたいです。
自分の力で自分の幸せの形は決められるし、それは必ず掴めると。
どうするも自由。
その答えを決めるのは、自分自身。
小さくともその力になれたら、とても嬉しいです。