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spinel3
再読中、
同じ本を二度三度読むってことがわりによくあります。
好きだからまた読むっていうことももちろんあるけど、
そこまでのお気に入りじゃなくても本棚の永住権を得た小説もいたりして。
このところはとてもとても忙しいです。
自分比で忙しいだけで、これぐらいが世の中のスタンダードなんだけれど、こうなっちゃうとわたしは新しい本が読めなくなります。
新しい物語を読むには、
①最低でも1日1時間、本を開く暇がコンスタントにあること
②頭の中に余白があること
③心の中に少しでも憂鬱があること
この3つが揃わないと、読み始めてもどうもお話に入り込めなくて。
ということで、忙しいときは再読に限ります。
お話は知っているから、もしたった1行だけ読んでしおりを挟んだって何も困らないし、
気分じゃなくなってやめたって罪悪感もないし、
初めて読む時と違う気持ちになればそれも楽しいし。
いま読んでいる『ノルウェイの森』も本当のところそこまで好みじゃないです。
『1Q84』や『ねじまき鳥〜』に比べたらぜんっぜん壮大でもなければ感情移入もできないです。
でもワタナベくんは持ち前のその無関心さで、オーバーヒート気味のわたしの頭をジャマしないでいてくれるので、ありがたい存在です。
突撃隊は二度目でもおもしろいし、緑もかわいいです。
いつまで忙しいのか、
できれば再読し終わらないうちに何か新しいものが読める時間が欲しいけど。
おしまい