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負け犬だけど吠えない(タイトルの意味)

いつも何かに不満を抱いていました。

承認欲求が強すぎていつも空回り

私は幼いころから承認欲求が強い子供でした。
ですが、いつも空回りしていて、いわゆる人気者からは程遠い存在でした。
学生時代も人に認められたいという気持ちがとにかく強く、他者に対する嫉妬心が異常なまでに強かったことを記憶しています。
何をしてもやはり空回りの連続で、周囲からは浮いた存在だったと思います。

大学卒業後、有名な会社に就職できました。
ここから自分の人生は大きく花開くと信じていましたが、結果としては転職を繰り返し、目覚ましい活躍を遂げるということはできませんでした。
有名になることも、偉くなることもできませんでした。

ジョブチェンジを繰り返す中で、未経験の仕事に就くこともあり、人から見下されたり軽く扱われる機会が増えていきました。
特に37歳でコンサルタントになって以降は、多くの人に実力不足を指摘される機会が多く、悔しい思いをたくさんしてきました。
タイトルの「負け犬」というのはそこから来ています。自分は、成功できなかった人間だという思いを拭うことができないためです。

それでも自分は幸せだと感じる

では、なぜ「吠えない」というタイトルをつけたかというと、結論として私はとても幸せだと思うからです。ですので、「自分は凄いんだ!」「周囲が悪いんだ!」などの遠吠えをするつもりは全くありません。

これまで、転職を繰り返してきましたが、自分がなりたいと思う職業に就けたことは幸運だと思います。

また、双極症という病気であることが分かってから、むしろそれ以前から、私の不安定な心の状態とそれが引き起こす行動に対して妻はずっと理解を示してくれ、常に応援し、励ましてくれました。
そのため、私は十分幸せだと思うのです。

文章を書くことは自分のため

noteをはじめたのは、病気との付き合い方や、人間として成長するために取り組んできたこと、仕事を少しでも面白くするために工夫してきたことなどを自分の言葉で言語化して、整理して、新しいことに挑戦するための材料にしたいからです。

また、気持ちを安定させるために、岩波文庫に助けられたことなどもたくさん書いていきたいです。

私の書いたことが、誰かのお役に立てると思っていません。むしろ、noteで発信することを通じて、私と同じような悩みを持っている方の情報発信を拝見し、自分の糧にしていきたいです。

最後までご覧頂きまして有難うございました。

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