奈良マラソンへの道 11
後少しで50代。しばらく離れていたマラソンを再開し、12月の奈良マラソンで4時間30分を切ることを目標に、日々トレーニングに励んでいます。
本日のトレーニング
距離:20km 時間:132分
平均ペース:6:36/km
今月からは中・長距離のトレーニングを取り入れることにしました。具体的には、20キロや30キロのランを実践し、来月11月には40キロ走を予定しています。これで12月の本番に向けてしっかり準備を進めていきます。
今日はその第一歩として、20キロのランニングを実施しました。初めから20キロを走るつもりだったので、ペースを6分30秒に抑えて走り出しましたが、いつもとは違うルートを走っていたこともあり、気づいたらペースが上がってしまい、15キロ地点では6:01や6:03というタイムが出てしまいました。思わぬペースアップに戸惑いを感じつつも、今日は新しい走り方を意識していました。
最近、「お尻で走る」というYouTube動画を参考にして、前足を出し過ぎない走り方に取り組んでいます。今日はその感覚を意識して走っていたのですが、「これだ!」と感じる瞬間がありました。お尻を使って走れているかどうかは分かりませんが、確実に太ももの前側の疲労が減っているのを感じましたし、6分30秒のペースでも余裕を持って走れたので、この方向性で間違いないと確信しました。
ただ、左のふくらはぎが痛くなってきたので、この走り方ではふくらはぎの筋肉が重要なのだと実感。マラソンランナーの皆さんがふくらはぎの筋肉が発達している理由が分かった気がします。私もこの走り方で強いふくらはぎを作り上げていきたいと思います。
16キロまでは気持ちよく走れていたのですが、ペースが上がってしまったせいか、17キロを過ぎたところで「うわ!しんどい!」と感じてしまいました。その時に、二人の自分が現れました。一人は「マラソンは気持ちよく走るものだ」という感覚を持っていて、もう一人は「マラソンは楽しくもあるし、つらくもある。その両方を受け入れて楽しむものだ」という感覚を持っています。この二つの感覚が葛藤する中で、ふと「どちらも正しいし、つらさを感じても問題ない」と気づきました。
そんな中、いつものランニングコースにある公園の水飲み場で飲んだ水の美味しさに驚きました。実際はややぬるい水ですが、からからの体に染み渡るようで「甘い水」に感じられるほどでした。この水で少し体力と気持ちが回復しましたが、それでも18キロ地点ではラップが6:56、19キロでは6:49、そして20キロでは7:27と、最後の1キロは本当に苦しかったです。
先月は16キロを2回走っているので、20キロもそこまでつらくないだろうと思っていましたが、やはり距離の壁は大きいですね。それでも、「お尻で走る」という感覚をつかんだことで、無駄なく走ることの重要性を再確認しました。走りながら体の各部分の疲労やフォームを意識することが、これからも大切だと感じたトレーニングでした。
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