少し休んだっていいだろ
鬱になって休職している友達がいる。その子は真面目で勤勉で、色々なことに気付くから、業務の改善に努めている。優先順位のつけ方も得意だからきっちり仕事をしている。
その子がある日、鬱になり仕事を休職した。今も休職中で、一か月目は外に出られないくらいには床に伏していたそうだ。
わたしも看護師新人の頃に適応障害で3カ月休職をしたことがあった。その際に1ヶ月目は同じような状況で、ずっと死にたいと思っていた。誰にも心配してほしくなかったし、同情なんてもっと嫌だった。自分がみじめで辛くて苦しかった。
だからこそ、その子の心配はしつつも何もできないが連絡が来たら助けたいと思っていた。3カ月ほどして少し外に出られるようになり、散歩もできるようになってきたようで、お茶をした。
元気そうで安心した。
そうやってもっとみんな休んだっていいんだよって思った。まだどうなるかわからないけれど、その子はその子なりに今も自分と戦っている。わたしもわたしで戦っている。
もっと生きやすく、ありのままにいられるようにもがいている。面白いくらい同じようなことが起きている。
ただ、奴隷のように会社に行くだけが全てではない。もっともっとみんな心の声に耳を傾けられるようになればいいなと思う。