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英会話スクールから専門学校教員に転職した理由
2回目の転職先として専門学校教員(正社員)として勤務することになりました。
もし転職を今後考えている人がいるなら、少しでも参考になれば幸いです。
今まで教育業界にいた以上あまり他の仕事でやりたい業種は見つかりませんでした。
専門学校の志望理由として、本音と建前が当然あります。
まずは本音から述べていきます。
1.専門学校教員を志望した理由(本音)
そもそも教員を志望したのは、英会話スクールの運営を通じて営業の仕事より教える仕事の方にやりがいを感じていたからです。
英会話スクールの講師になることも一時考えましたが、ほとんどが常勤講師であるなど雇用形態に将来的な不安を感じて断念しました。
それであれば学校の教員に戻る?
もちろん新社会人の時よりは上手く立ち回れると思いますが、長時間労働や部活に耐えられません。
私学の中高専任教員なら少し違った働き方ができるかと考えましたが、どうしても気が進みません。
そこで募集を見つけたのが専門学校の教員でした。そもそも専門学校は未経験ですので、どんな所か気になるようになってきました。
しかし英語科での募集はありません。職務経験から担当できそうなのは、公務員を目指す学生を担当するコースでした。少し英語も試験で出題されますし、教える機会はあるかもしれないと期待していました。
全国規模の有名な専門学校であること、そして将来性から少子高齢化が進んでも定年までは働ける可能性を考えることが応募の決め手になっていました。
2.専門学校教員を志望した理由(建前)
以下の内容はいわゆる面接で話した志望動機になります。
『英語以外の科目においても、自身の教養力を高めるために勉強して視野を広げたいと思えるようになりました。そのきっかけは、学生とコミュニケーションを深めていく上で私自身が将来について考えるようになったことです。』
ポイントは全くの嘘ではないということです。綺麗ごとに思えるかもしれませんが、英語の指導だけでは少し物足りなく感じるようになっていたからです。
当時はコロナ渦ということもあり、時間ができたことで本当に自分の進路はこのままで良いのか考えることもありました。前記事で述べた英会話スクールでの失敗によるモチベーション低下が進路を考える本当のきっかけではありますが、面接で話すわけにはいきません。
あくまで18歳以上の学生に接して考えが変わってきたことを強調しました。実際仲の良い生徒の中には学生もたくさんいましたが、ほとんどが就職間近になると退学してしまうため最後まで(年度末)見届けられず残念に思っていました。
幅広い年代に関われるスクール運営の仕事も面白みがありますが、18歳以上から社会人までの学生に特化して関わる方に魅力を感じるようになったわけです。
またスクール運営の仕事をしていく中で、講師として教壇に立つことに一番やりがいを感じたことも話しました。
実際は単に営業の仕事が嫌になっただけで、どちらか比べれば講師職の方が良く感じただけです。
講師職とはいえ、授業をすることだけが仕事ではありません。
学生指導やクラスの運営、時にはオープンキャンパスで新規参加者の対応をしたりと幅広い業務に携わることになります。
学校教員が嫌な理由の一つである部活もありましたが、どうやらそこまで力を入れてないようです。入るまでは確信がなかったので、不安でしたけどね。
結局3年目で退職することになるわけですが、良い経験ができたので転職先としては成功したと思っています。