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吹き矢/「ストッパー」について

「abeno-h」さんの “目安箱(?)”コーナーで、吹き矢の「ストッパー(矢の中にいれる保護スポンジ)」についてのご意見がありましたので、私もコメントを投稿します。

写真右の「ストッパー」は、Φ(直径)8mm・高さ(厚さ)7mmの円柱形

■「ストッパー」は、周知の通り、マトに刺さった矢の矢口(フィルム部分が円形に広がった後ろ部分)に、次の矢が飛び込んでしまった場合(「ダブル」矢の状態)、深く食い込まないように、後で抜きやすいように、という緩衝材のような役目をしますね。

誰でもいつかやるトラブルなので、「ちょこ」さんの投稿のように、「最初から入れといて」というのはモットモなご意見。コスト高になるから…という販売上の問題があるなら、ストッパー「入り」と「なし」2タイプ用意されてみてはいかが。

■私は持っている矢には全部(といっても少ないですが)「ストッパー」を入れているので、そのやり方をご紹介します。
問題は、上の写真のまま、真っすぐに「ストッパー」が矢の中(先端の方まで)に入ってくれれば良いのですが、先のとんがった棒などで押し込むと回転したり曲がったりしてしまうんですな。

「ワールドフキヤラボ」の商品カタログによると、「矢の先端から6cm」くらいの位置に押し込んで、とあります。
先端から6cmだと、矢の Φ は「約4mm」。したがって、「ストッパー」はギュ~と縮まりますが、押し込む棒が太過ぎると、その棒が矢(フィルム部分)を歪(ゆが)めてしまいます。
そこで、押し込む棒を(私の好きな)100均で探してみたところ、先端が Φ3.5mmで、やや平べったい「箸」がありました。

いちばん右が箸の先端部分(先端がΦ3.5mm)

また、この箸で、ストッパーを突っ込み過ぎないよう、「ここまで」という意味で、テープの印を付けました。やってみたらバッチリ!
ストッパーを矢に入れてから、少しずつ矢の角度を付けて、ストッパーを滑らせるように奥に入れる。その後、矢をなるべく水平にしたまま箸でゆっくり押し込んでいく、というのがポイント。

上の方が、100均の箸。テープで印を付けた。

■以上の通りで、一応「ストッパー」入れについては何とかやってますが、最初から入っていた方がありがたいですよね。

それと、ダブルで刺さった矢を抜いた時に、先端に「ストッパー」がくっついて(刺さったまま)取れてしまった例がありました。入れ方がいい加減だったのかもしれません。「ストッパー」を入れた後、液体の接着剤を垂らした方が良いかな、とも考えましたが「矢の飛びに影響するのでは?」と(心配性の)私は思いとどまっております。