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吹き矢/「ジョイント筒」に想う

私の前の投稿で、
「ジョイント筒」は筒内に “段差” があり、矢が乱れて困っている、
と泣き言を吐露したら、尊敬する(私が勝手に決めてる)“師匠” である「abeno-h」さんからアドバイスをいただき、大きな転換(イノベーション?)となりましたので、ご報告します。

■まずは、筒の連結部に目印としてある「ドットシール」をピッタリ合わせて、シッカリ繋ぐこと。

筒は3分割なので連結部は2カ所、シールは合計4つあり

すると、シールの真下、筒内の下側の段差が少ない(ようにできている)とのこと。
ちなみに、筒内にセットした矢の先端は「下を向いて」おり、息で吹くとそのまま(矢の先端が筒内下側を滑って)飛んでいく。したがって、筒内の下側に段差がなければ、矢の先端が引っ掛かったりせずに、ス~と滑っていくというわけです。

協会の指導書より借用

■そこで、ドットシールを上にした位置で筒を構える
下の写真が、シールを上にした状態での、筒を見た時の見え方です。

見えづらいですが、シールが2ヵ所見えます

そして実際に、6ラウンド吹いてみたところ…。
すると、なんと!ほぼ「一本筒」と同じ得点でした!!!
以前、10本に1、2本、とんでもない所(0点や1点)に飛んでいた矢がなくなりました。喜んで、かつ安心しましたが、
な~んだ、それならそれとハッキリ明示しといてくださいよ~!
と思わずグチが出てしまいました。

■こうした「ジョイント筒」の使い方(注意点)については、購入時に説明書など全くありませんでした。ただ、手元にあった「ワールドフキヤラボ 商品カタログ 2023年7月版」を、よ~く見たら「筒の選び方チャート」の一番下に「シールの貼付」について、さらっと触れてました。

商品カタログ(2023年7月版)の一部

この1行を見ていなかった私が「あさはか」だったのでしょうか?
でも「ジョイント筒」を初めて手にする「初段のオッサン」が、この1文を見ても、筒の使い方まで理解できるとは思えないんですがね~。
また、「abeno-h」さんのコメントでは、<シールの位置=段差少の目印>というのも、筒によっては、多少ズレてる可能性がある、とのこと。

■「ジョイント筒」を使っているベテランの方々は、ちゃんと理解されていいるのか、それとも無意識にシールを上にして構えていらっしゃるのか、が分かりませんが、「一本筒」に比べ、チェックする点が多いこと。
また、何度も筒の連結部を「抜き差し」するわけで、使っているうちに「歪み」とか「緩み」みたいなのが生じる心配があるのではないか、ということ。
以上の点から、「ジョイント筒」は「一本筒」に比べ、運搬に便利な反面、使用の面ではリスクがあるのではないか、というのが、現時点での私の見解であります。
というわけで、私は当面、得点を争う・公表する場合は「一本筒」で、その他練習する場合は「ジョイント筒」で、ということでいこうと思ってます。

追伸:先ほど「2024年8月版」の商品カタログが届いたので、「ジョイント筒」についてのコメントを見たら、「シール面を上に向くよう使用」してくれ、という一文が追加されてましたが…。