フェス文化やマスメディアが印象付ける音楽観
お盆の間はやはり県外のお客様や帰省のお客様が店に足を運んでくれました。
「行ってみたいけど怖くて行けない」という方も多い中、こうして遠くからわざわざ店に来てくれるというのは大変うれしいものです。
ちなみに常々申し上げておりますが、怖い店ではありません。しかし言えば言う程恐れられていく気がするのは一体なぜでしょうか…。
子供がぬいぐるみで遊ぼうが赤子がギャン泣きしようがウチは大歓迎です。むしろ私が仕事を放り出して子供と遊んでいます。
しかし古い音楽知識をひけらかしに来るだけの、ウチで何も買う物がない年寄りに対しては本当に冷たいです。いやこういうこと書くから怖がられるんだよ…。
ウチの店はカウンターがあるので、ドリンクを頼んでくれたお客様とお話しするのが楽しいです。
県外からいらっしゃった方はその地域のレコード屋さんや音楽事情などを教えてくれます。
本当にその土地によって様々なのですが、共通しているのはしっかりとカラーを持ったレコード屋が存在していると地元のリスナーもそういった音楽が好きな人が多い、という事です。ネットやコロナ以降その関係性も変化はしていると思いますが、ウチの様な店に来てくれる方の話からは100%その様に感じます。
LOWYARD RECORDSは影響力もほとんどない新米弱小レコード店なのですが、いつかウチの店もそうなっていってくれたら嬉しいな。
さて新潟という土地で店をかまえていると必ず
「フジロックとか行きます?」
と聞かれます。
フェスの現状に対しては色々と思う事があり、今日はそれに関して普段ぼんやり考えている事をまとめます。
もちろん「フェスはクソ」とか「フェスって最高」という様な個人的な内容ではございません。
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