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気になるオヤジギャグと若者がGUのNEW ORDER Tシャツを着てる件

9月にIN。

暑い日と涼しい日が交互にやってきますが、明らかに日が短くなってきているここ新潟県新潟市。

新潟の夏ってどうやら短いらしいですね。


店ではいつも常連様とあーでもないこーでもないと激論を交わしているわけですが、そういう話は店頭とnoteの有料部分だけにしているつもりです。
書いてもいいのですが、どちらかというと店に来てもらって皆んなとのコミュニケーションの中から何かを見出してほしいなぁという気持ちです。

めっちゃマニアックな音楽議論をしているわけではありません。9割が「あのアイスが美味かった」と「どうやって家族にバレずにレコードを買うか」という話です。これは皆んなが気になるはず。

ウチは「とんでもなく緊張する店」と言われたり「自分史上一番居心地がいいレコ屋」と言われたり様々ですが、怖い人は誰もいません。怖い人は私が追い出します。
尺八に五寸釘を100本以上打ち込み店の中でウ○コ座りで睨みをきかせているシライ君はトータルで4.5回程出禁にしていますが、気づくとなぜか店の中に居ます。見かけたら追い出してください。


さて今週も爆裂入荷中!

Al Wootton、Susumu Mukai(Vanishing Twin,V/Z)、そしてValentina Magaletti(Vanishing Twin,V/Z,CZN)擁するロンドンのトリオHoly Tongueがなんとドイツのエクスペリメンタルダンスの鬼才Shackletonと共作アルバムを発表。

Holy Tongueは以前EPを入荷していましたが当時ウチではチビるほど売れんかった…(泣)

しかし今作は世界でもウチのお客様の間でも大絶賛。ようやく時代が彼らに追いついた感があります。大傑作。


NYのエレクトロニック作家Huerco S.のダンス名義Loidisが久々の新作を発表。なんとアルバムです。

私は普通のテクノやテックハウスが虫ケラ以下レベルに好きでは無いのだけど、彼はやはり音選びのレベルが違う。
それは彼が電子音楽をただのダンスの手法として用いず、様々な表現に昇華させているためです。この名義での作品は少ないのと、レーベルサイド完売です。お急ぎください。

Dean Blunt率いるBabyfatherのメンバーでもあるラッパーDJ Escrowの本人名義James Massiah。
彼もまた単なるラップに頼らず、ラップを武器として様々な表現に昇華させている。
インディ好きもヒップホップ好きも意外とこういう作品が苦手だったりするのですが、それは彼らが時代についていけなくなった為です。



さて昨日もノコノコとやって来た常連のヒロちゃんことひろあきくんが店に来るなりこんな事を言ってました。


「まったく、どこもかしこもオアシス再結成とオザケン再発の話題でよ…。ちくしょうほんとにもう…おざけんな!おっとうっかり口が滑っちゃったなぁーガハハハハハHAHAHAhHAHAHAHahahahahahahahaha」



凍りつく店内。


一応ですが、彼はこんなこと言ってません。念のため。彼の名誉のために。


これは私が言わなくても当たり前だと思いますが、おじさんってめちゃダジャレ好きだよね…?



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