心の時間を認め合いたい
明日は6時に起床し、
ゴミ出しの準備をして子どもたちを起こす
7時までに朝食や歯磨きを済ませて
8時ぐらいには出勤していく
そんな朝の「時計」に縛られた毎日。
その朝のルーティンを思うだけで前日の夜から胃が苦しくなる時期があった。
家で寝るまでのちょっとした時間を楽しんでいる時にも翌日の朝や仕事のことを考えている毎日。
何時間後には起きていなければいけないのに、仕事を持ち帰ったせいで寝られていないという焦燥感
週末まで体力が持つのだろうか
体力気力が持たなければ仕事のクオリティも下がり、迷惑をかけてしまう・・
20代後半は割とそんな感覚と闘う日々を過ごしていた。
心が時間に追いついていなかったのだ。
でも、今考えてみると当時はまだ今よりずっと優しい世の中・環境にあったと思う。自分の職場のみんなに今より少し余裕があった感じ。
今、私が20代で感じた苦悩を同様に感じている後輩がいたとしたら、
その後輩の「心の時間」に寄り添う職場を作っていかなければいけない。
朝スイッチを入れるのに人の倍かかる人もいる。
気圧の変化で1日心が追いついていかない人もいて当然だ。
9時から稼業!という一律の時計の時間と比べて
心の時間は一人ひとり違うもの。
時計に人間が支配されてはいけない。
個人の心の強さではなく、人によって違う「心の時間」を互いに意識し合える職場。
心の時間が時計に勝っている日があったら、誰かの分も働こう。
心が追いつかない日は、誰かに遠慮なく頼ろう。
日常会話で一人ひとりの心の時間を想像しよう。
見えないあの人の心の時計をのぞく努力をしよう。
そんな職場の雰囲気を作っていかなければなぁと感じたNOW。