心の扉は誰が開ける?
今年は、意識していないと会話が少なくなり
意思疎通も難しくなり
絆を感じにくくなりと
知らず知らずのうちに心の壁を作ってしまう
コロナのウイルスとしての恐ろしさと同時に
人間の心のなせる恐ろしさも
向き合うこととなった1年
特に社会人で会社勤めのような組織に属する人の中においては
若年層の人たちがきっと苦しいのだろうと思う
仕事に不安や不満、違和感やもどかしさ
コロナなど関係なしに、若年層の人たちは感じているはずの日々。
飲み会があったら・・・ちょっと同期とご飯を食べに気軽に出かけることができたら・・・
活力や安心感を自分で作っていくことができたのかもしれない
でも、今年はとにかく
「様々な感情や状況は自分で向き合う」しかないもの、
「みんなしんどいのだ」「あなただけじゃない」
のような雰囲気が流れてしまいやすい
そんな中で心を閉ざしたくなる人もたくさんいただろう。。
その閉ざした心の扉は誰が開けるのか。
それについて言えば、古事記の(最近ハマってます)「天岩戸開き」のお話はよく言い得ていると思う。
太陽の神様 天照さんが、弟の須佐男さんの乱れっぷりにお怒りになったか責任を感じたかで天岩戸という洞窟にこもってしまう。
太陽の神様がこもってしまうと困るので、なんとかして出さなければいけない。
そこでどうやって出したか
「出てきてください。あなたが必要です。」
「私が悪かった〜。出てきてくれー。」
「あなたがいないと困るのです〜。」
「神様の中の神様、デテコイヤ」
とメッセージを投げかけ続ければ、いつか・・・ではなく
力づくで扉をこじ開ける・・・でもなく(誰も開けられない)
洞窟の前で楽しそうに騒ぐこと
だったのです。
扉は、天照さんが自ら開けました(鏡をあてて・・・と色々あるのですが)
強引にこちらから心の扉を開けることはできない。
相手が開けたくなる思いを作る。
扉の鍵は中からしか開けられない。そう認識することがスタート。
飲み会や、食事で得られる安心感やストレス発散などなど
その効果だけでも
職場の働きのサイクルの中で作れないものかな。
雑談
今はちょっとした会話が大切な時だ。
みんなの幸せ感を少しでも高めることが、全体の利益なはずだから。
思いついたのが、今はこれしかない。