リスペクトが上書きする感情

自分に余裕がないと

その気がなくても怒りっぽくなり

何事も「人のせい」にしてしまい

タチの悪いことにその自分を認めようとしない

そんな状況の自分が過去数回あったことを思い出した。


きっかけは洗濯機

夕飯を作り、明日の朝食べられそうなおかずも作り置き、

洗い物を終えた(ちょっとした充実感。

子どもたちと風呂に入ったら、洗濯機が回っていた

「あ、回してくれたんだ〜」

「zzz・・・」

妻はリビングで横になってうたた寝

昨日の洗濯物は干したまま

今朝出かける前に畳んだ服は、しまわれぬまま

疲れているのですね。

月曜日も火曜日も疲れたと言ってて、今日は帰ってきたら

頭痛がする(周期的なもの)とも言っていた


余裕のない自分だったらどう考えただろうかと

「干す場所作らず回すだけ回して人任せかーい」

「服しまってって言ったやないかーい」

「ルネッサーんす」

と心の中で思っていたかもしれない。

しかし、実際のところ、そう思った経験はない。

家事に取り組めるようになったこと自体がここ数年のことだからだ。

でも、そういう考え方をしてしまう自分も表に出てくる可能性はある、ということを考えながら服を片付けた。もうすぐ干しに行く。


ちょっと待てよ、と。

そういう文句言われたことないぞ、と

そもそも、私は結婚生活前半から中盤は、家事にちゃんと取り組んでいなかったぞ、と

妻にだって疲れた日、余裕のない日はある。

でも、家事のきっかけでそれをぶつけられたことは一度もない。

何万回不満をぶつけるチャンスがあったかわからないw

今年結婚10周年。何年分苛立ちを思えただろうか。もしかしたら、思っただろうか。

それを飲み込んで毎日の生活を支えるってすごすぎる、というか強すぎる・・・


尊敬します



リスペクトの視点を見つけると

嫌な感情が出てくることはない

妻が相手でなくとも、

特に行動を共にする身近な存在には、リスペクトの視点をベースに関わっていきたい。


しかし、そううまくはいかない時もあるかもしれない。

だとしても、

私の場合、あと数万回は家事について文句をいう権利はないのだw、と自覚しておこうと思った。いかに自分に余裕がなくてもね。その気持ちでまた一つ強くなれる、はずw


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