あり方で生きる R2.12.5
最近読んでいる本。いいね〜!で話題の彼の動画をきっかけに知ることができた大久保寛司さんの書籍。まさに、いいね〜!の連続。心に残っただけでは消えていきそうだから、引用して感想を書き残そうと思う。
「人は相手を変えようと思います。相手によくなってほしいと思います。そして、相手にその要求をつきつけます。・・・人を変えることはできない。しかし、人が変わることはできるということ。・・・相手に指を向けて、相手を変えようとするのではなく、指は自分に向ける、そこから解決に至る糸口を掴むことはできるのです。」(大久保 p48)
この文章に続いて、とある夫婦の事例
いつも朝仕事に出かける時に「1万円ちょうだい」と言う妻
月々必要な家計費は与えている。必要があれば前の日にちゃんと言え、といつも言っている夫
それでもまた、仕事に出かける玄関で同じことを言う妻
気分を害する夫
相手に指をさすというのはここで
「どうしていつも前の日にと言っているのに、出かける時に言うんだ?」
自分に指を指すというのはここで
「どうしていつも出かける時に言わせてしまうんだろう?」
む、難しい・・・
妻はベストなタイミングが出かける時だと考えているのではないか
前の日にもし言ったら、「計画的にお金を使えないからそういうことになるんだろう。なんでちゃんと節約しないんだ?」など夫が苦言を言う「時間」がたっぷりあってしまう。
時間のない仕事に出かける瞬間だからこそ、苦言を言う間もない。だからこそベストタイミング。
もちろん前日のうちに財布に一万円あることは、しっかり確認しているだろう。
夫が妻に「朝の忙しい瞬間に言わせている」のだ、
という考え方。
自分に指をさして物を考えてみることで、自分が変わり、それによって結果も望ましい方へと変わっていくことにつながる。
難しいし、常に反省の連続だが
心にしっかりと残しておきたい言葉だった。
指の向きはどっちか。
家計を妻に預けている我が家の場合は、お小遣いをお願いするのは私なんですけどねw