娘のリフレクション力の芽
小学校に入学した娘が環境の変化に不安にならないように
前向きな視点を持って環境に適応できるように
娘と風呂に入るときに
「おみやげ3つ。楽しかったこと3つ。」
という合言葉で、今日楽しかったことを聞くようにしている。
今日は
おはようございます、と挨拶ができたこと
国語の絵本(教科書)をペラペラめくったらおすすめのページが見つかったこと
名前は思い出せないけど、お友達とお話しできたこと
だそうだ。
風呂上がりに、トランプで遊んでいたら
急に足し算をやり始めた娘。
トランプがあれば何でも解けると豪語し(親から見ると算数があまり得意そうではない娘だが)、問題を出せと言ってくる。
2+3
うーん、1、2、、、3、4
よん!
ブー
うーん、1、2、、3、4、5
あ、5か!
ピンポーン
なんでわかったの?
だってね、これで2でしょ。そして3、4、5って数えるんだよ。
そのうち、トランプなしでもできるよ、と言って
何問か解いたり、難しいのはトランプ使えば良いやと調整したりしながらも
自分が「なぜ足し算を解けるのか」について熱く語っている娘に感心した。
算数を入学前から訓練しなかったことをちょっと悔いたこともあったが、
足し算をスラスラ解けることよりも、ちょっと言葉が増えてきた今、なぜ解けるかを自分で振り返ろうとするこの姿が、もしかしたらこれからの人生では役立つのかもしれない。
それがリフレクション力。
リフレクション(内省)は、自分の行動や考え方を客観的に見つめ、そこにある価値観などに気づいていくもの。その芽のようなものだ。
「できたね。」「すごいね。」
よりも
「どうしてできるようになったの?」「自分の頭の中説明できてすごいね。」
と言ってやりたい。
そこに大人が価値を見出していることを伝えてやりたい。