感染予防へのモチベーション
ちょっと不謹慎なタイトルかもしれない。
ただ、とても大切なことだと自分の中では思ったので残しておきたい。
マスクをするのが当たり前になって間もなく1年。
人混みを避け、「不要不急」という使い慣れない言葉が耳慣れし、行動基準となった。「飲み会」は、コロナという言葉がニュースになって以降一度もしていない。
当たり前になりつつある生活習慣だが、それは「なんのため」であり「誰のため」であるのか。
もちろん、命を守るためであり、大切な人のためである。
しかし、それも「習慣」のようになってしまっては、その重みが減ってくる。
感染予防対策自体を続けようと思うモチベーションが下がってしまう。
手の洗い方が雑になり、
消毒も念入りさが減っていく。
そんな中、妻が
「この感染症専門医のテレビ見たけど、これ見たら医療関係者の方には迷惑かけられないと思ったよ。」と今日の夕食でさらっと言った一言が心に刺さった。
自分には想像力がまだまだ足りていなかった。
この1年間。生きることを考え、生活することを考え、コロナの状況に対して不平や不満を口にしたり、ぼやいたり。
しかし、医療従事者の方々は、この1年間、誰かを生かすことを考え、多くの人が安心して生活することを考えながら戦ってきたのだ。
休む暇なく。逃げる場所も癒される環境もなく。
自分一人が感染予防に一生懸命取り組んだだけでは、
直接的な応援にはならないし、勇気づけにもならない。
でも、少しでも負担を小さくする一人一人の努力は積み重なればいつか伝わるレベルに達するかもしれない。
自分たちや、自分にとって大切な人たちの命のために働いてくださっている医療従事者の方の「ちょっとした時間」を作るためにも、
自分たちにできる感染予防は「最低限」やっていなければいけないのだ、という考え方を自分自身のモチベーションにしよう!
そう思った今日この頃。