『フランス人は10着しか服を持たない』まとめ
6/8 献血ルームにて。
気になった箇所を抜粋してまとめ。
著者:ジェニファー・L・スコット
出版社:大和書房
10着のワードローブで身軽になる
着ない服は思い切って捨てる。本当に着たい洋服を毎日身につける。捨てることに迷ったら次のような質問を自分にする。
・「この服はまだ気に入ってるいるか?」
・「この服はまだちゃんと着ているか?」
・「この服のサイズはぴったりで似合っているか?」
・「この服は"今のわたし"らしいと言えるか?」
それでも捨てられない時は、一度10着を選んでそれだけで生活してみる。捨て難いものは一度ケースにしまって他の場所に置いておく。しばらくしても思い出さないようならいらない服だったと言える。
注釈:10着のワードローブには、季節外のもの、アウター、靴、帽子、アクセサリー、インナー(下着)などは含まない。
自分のスタイルを見つける
自分に合ったおしゃれをする。自分が本当に気に入って、自分に似合って、自分らしいと思うことのできる服を着る。
服を選ぶときのヒントは「自分をどんな人間として印象付けたいか」。
なぜその服を着ているのか?
自分の装いの「テーマ」を決める。
いちばん良い持ち物をふだん使いにする
いけてないと思う服は持たない。もったいないからと取っておかずに、毎日1番いいものを使う(食器、家具、靴など)。何かを買うときはいちばん良いものを買う。
<素敵なものに囲まれて過ごす暮らしは、とてもすばらしい>
物質主義に踊らされない
無駄なものを買わずに、いらないものを捨てる。
今持っているものに満足する。
いらないものはきっぱり断る。押し負けない。
教養を身につける
・本を持ち歩く
・インディペンデント系の映画を見る
・新聞を読む
・アートに親しむ
・語彙を豊かにする
・テレビに時間を減らす
・旅行する
・新しいことを学ぶ
質の良さにこだわる
質の高い豊かな暮らしを送るためにいちばん効果的な方法は、毅然とした態度を心がけること。
人はついつい楽なほうへ流れてしまうが、楽なほうへ流れた先で受ける「ちょっとしたストレス」が心豊かな時間を過ごすときの感受性を鈍らせる。
経験の質を高める「ネガティブ・ダイエット」(後述)を行うことで、ささやかな日常を大事にしよう。
ネガティブ・ダイエットとは?
時間という有限な資源を心豊かに過ごし、日常のささやかなことにもいつも幸せでいられるようにする為に、それらを邪魔する事象は断捨離すること。
ネガティブ項目を記して、ストレスに感じていることを客観的に捉えて見る。(例:愚痴や悪口を避ける、会社の飲み会に参加しない、ネットサーフィンをやめる etc.)
情熱を持って生きる(あとがき)
大事なのは「何をするか」ではなく「どのようにするか」である(エックハルト・トール)。心の持ち方次第で、どこにいても生き生きと暮らせる。
<あなたさえその気になれば、日々のささやかなできごとが特別になる。すべてはあなた次第なのだ。(232頁)>
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