「自己実現」にまつわるお悩み事

こんにちは、隅っこです。
今日は過去の振り返りでも、あり練でもなく、珍しく「自己理解プログラム」と「自己実現」関係のお話をしようかと思います。

とかいいつつ・・最近ずっと悩んでいることを吐き出そうかと思ってます(;^ω^)
もともと、そんなに「為になる」ことを書いてないと思うけど、今回はいつも以上に私の独り言になる気がする・・。

「組織開発」って・・本当に「やりたいこと」なの?

私が自己理解プログラムで見つけた「本当にやりたいこと」は

”他者が決めたあるべき姿に囚われ、自分の考えや想いを押し殺している人達に対して、ありのままで、活き活きと働いてもらうために、心理的安全性が高く、互いを尊重しあえる環境を整える”

ってものです。


この言葉も内容も嘘じゃない。
・・でも、それって「機械エンジニア」でないと、できないことじゃないよね?むしろ本腰入れたいなら「人事」とか「コンサル」領域に行くような内容だよね?

もちろん、機械エンジニアだったらできない、というものではない。むしろ「現場の人間」がこの想いを持っていなければ、どれだけ外部が頑張って働きかけても、仕組みを作っても、たぶんうまく機能しないと思う。
私はその”想いを持った”現場の人間になりたい。

でもね・・・だとしたら、プログラムの中で「機械エンジニア」に関係する「好きなこと」が全く出てこなかったのが、変なんです。

「組織開発にも興味がある」でも「機械エンジニアの仕事も好きなんだ」ということなら・・・全然わかる。
でも、そうじゃない。本当に全く「機械」や「工学」に関する文言が出てこなかった。

だけど・・・「機械エンジニア」という立場を手放したくない。
機械エンジニアとして成長することにも時間を使いたい。
正直、組織開発系のことに時間を使いたいのか、エンジニアとしての成長に時間を使いたいのか、わからなくて苦しい。

「せっかく今まで頑張ったのに・・!」という、いわゆる「サンクコストバイアス」的な感情・・?「自分ごときが好きなことなんてしちゃいけない」という禁止事項・・?

そう悩んでいた(いる)けど・・なんか、それだけじゃない気がしてる。
でも、そこがうまく言語化できてない。

私が理系進学した理由

私は工学系の大学出身です。
工学に進学した理由は「ものづくり」ができるようになったら楽しそうだったから。それと「高校物理」が好きだったから。

高校1年までは実は「文系志望」でした(;'∀')
理由は「あまりに理系科目が苦手だったから」というのと「人の心理に興味があったから(心理学関係を学ぼうかな、とぼんやり思ってた)」。

でも、高校物理で運動方程式を習ったとき「身近な現象を”数式”で表現できる」ということに、いたく感動し、「数式として現実の世界を表現してみたい!!」を思うようになりました。

「数学」のできない理系

前述のとおり、私は理系科目・・特に一部の方は知っているかもしれないけど・・「数学」がかなり苦手です。

数ⅢCでは一桁台の点数とったことあるし、センター試験も理系とは思えない点数を取った。「受験数学が苦手」というのも、もちろん(?)あるけど(”内省君”とめちゃくちゃ相性悪い)、それ以上に「数学という学問の哲学的な部分」まで理解できるだけの能力が備わっていない。

「いや、哲学ってなに(笑)」と思われるかもしれませんね(;'∀')
うまく説明できるかわからないけど・・「基本的な考え方」や「発想の仕方」みたいなものを理解するだけの能力・・的なもの。

うーん・・一例として「ベクトル」について考えてみます。高校までは「ベクトル=矢印」って習うと思います。

よく見るベクトル

でも、大学以降は以下だってベクトルになるし、何なら「関数=ベクトル」とすら言われる。

4次元ベクトルって・・・どういうもんだよ・・

理由は「ベクトルの公理を満たすものがベクトルだから」
・・・・意味わかんない(;^ω^)(数学好きの方、ごめんなさい。)

理系じゃない人にはピンとこないかもしれない。理系でも、”理学系”じゃない人の中にはピンとこない人もいるかもしれないですね。
でも、「数学が好きで得意」っていうのは・・こういった公理の証明や、その発想を自然とできる人のことを言うんだと思う。

でも私はその部分を自力でできるだけの能力は(少なくとも現状は)ない。
時間をかければ可能なんだと思う。でもそれは・・現実的な時間ではないし、はっきり言っちゃえば興味もない。私の一生を使っても、たぶん好きで得意な人には遠く及ばないような、ちんけな量しか理解できない。

八木さんの言葉を借りるなら「魚が陸地で頑張っている」状態だと思う。

それでも「数式」が完全に嫌いなわけじゃない

ここまで色々書いてきたけど、私は数学が嫌いなわけじゃない。理系進学を選択した理由が「数式で現実世界を表現してみたい」っていう理由だったことからもわかるように・・、数式を使いこなせるようになりたいとは思っています。

例えば・・(特に古典)統計学では「平均値」とか「分散」とか「標準偏差」とか、色んなワードが出てきます。式だけ見たら無味乾燥。でも例えば標準偏差なら「”平均値”から各データが”どのくらい離れてるか”をしりたいときに使う指標だよ」「そのまま平均値からの差を足し合わせちゃうと合計は0になっちゃうから、二乗してるんだよ」「でも、二乗してると平均値と同じ土俵で考えられないから、ルート付けて次数落としてるんだよ」
・・的な、数式の「言いたいこと」を理解するのはすごく好きです。

標準偏差のイメージ(すいません、記号の定義は割愛)

だって・・そこまで理解できれば、「別の分野だけど、同じようなことをしたい」って思ったときに使えるツールが増えると思うから。

つまり・・?

・・・つまり、私が数学を理解したい一番の目的は「応用の可能性を広げたい」から。応用の可能性を知るためには、必ずしも哲学的な部分まで理解する必要がない。どういう目的でこの式が作られたのか、どういう背景でこの学問が成立したのか。それを知れれば十分。にたような性質をもったものに応用が利くから。

これ、たぶん数学好きからしたら「数学を冒涜している」と思われかねない発言だと思います。本当にごめんなさい。
でも、冒涜しているわけじゃなく、本当に好きで得意な方々が地盤固めはしてくれてるから、その固めてくれた地盤を現実世界で使える形に活用したい、そういう思いです。

私は機械エンジニアとして、数式を活用できる段階まで到達したい。そうすれば既知の知識組み合わせて「新しいもの」を生み出せる。いままで「できない」と思っていたことが「できるようになる」。

それが機械エンジニアとしてやりたいこと。

なんか、書いてて行き着いた結論

なんか、書いてたら頭の中整理できてしまいました(独り言にお付き合いだださったかた、ありがとうございます💦)。

まだまだ言語化のよちはあるけど、私はたぶん「機械エンジニア」としての仕事も好きだし、目指したい在り方もある。
その部分を今後より具体的に明文化すれば、悩みが晴れる気がします。

そのために新たにやることは二つ
①自己理解プログラムの二周目をやる
②「活用」を前提に置いた数学や工学分野の勉強をする
(もちろん、上記に加えて人材育成や心理的安全性に関することも継続していきます)

ということで・・・じつは以前作ってた「お勉強用のブログ」、こっちのアカウントでも公開しようかな。。


我ながらめちゃくちゃ長い独り言。
もし万が一付き合ってくださった方がいたら、ありがとうございます。

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