エモとテック
エモテックという切り口で、note CXOの深津さんと、ユカイ工学 CEOの青木さんとリモート鼎談をするという機会が4月24日にありました。
(動画は、以下から見られます)
今回は、その時に話しきれなかったことを書き留めます。
「#エモテック」とは?
Emotional Technologyの略称。工業ロボット等に求められる機能面だけでなく、「感情が動かされる」ことに重きを置いたテクノロジーのことを指す。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出の自粛などが始まってから1か月が経とうとしています。一気に変わってしまった生活のなかで、ストレスや不安、孤独といった新しい問題も出てきました。
そのさまざまな問題の解決策として注目されているのが「家庭用ロボット」です。従来であれば家庭でのロボットは「贅沢品」と考えられていましたが、価値観の変化により将来的には一家に一台、ペットロボットがいる未来が迫ってきているかもしれません。
「テクノロジーのあり方」、「ペットとロボットの違い」、「ロボティクスの可能性」など、家庭用ロボットの「いままで」と「これから」について、LOVOTの生みの親、GROOVEXの林さん、ユカイ工学の青木さん、noteのCXO深津の3人で考えていきます。
僕らは幸せを求めて行動する生き物だと思う。
では幸せとは何なのでしょう?
(以上、noteイベント情報から引用)
私達は、「幸せを求めて行動する生き物」であると同時に、
私達は、「社会的な生き物」です。
だから社会の要請に従いながら、自らを幸せにする必要があります。
いまは、医療従事者の皆様の負荷を少しでも下げるのが、その他の人達がすべきことです。そのためには、外出自粛が効果的です。
だからといって、辛いのに部屋に籠もって、ただひたすら自分を苦しめるのは、「幸せを求めて行動する生き物」にとって持続的とは言えません。
(ヒトは我慢をしすぎると、批判的で嫌なヤツになっていくサガだと、中野信子さんの「努力不要論」に書かれていて、面白いです。)
とはいえ、ただひたすら家に籠もっていると、不安になってきます。
専門家が命懸けで行っているウイルス対策にも、不安を感じる。十分に家にストックのある日用品を更に買い溜めしてしまう。どちらも、医療従事者の皆様の負荷を少しでも下げることに全く役に立っていません。
(日本赤十字社が、公衆衛生だけではなく、不安のマネジメントについても動画で啓蒙しています。いい動画だな〜。)
ウイルスという敵は身体の外にいますが、不安という敵は自分の中にいるのですね。両方に負けないようにするには、家に籠もっていながらも、自らを幸せにしないといけないわけです。
ここから、今回の社会の変化によって人類は、「家にこもっていても幸せでいられる方法」を追求するという新しい目標をもったことになります。
これは、確実にテクノロジーを進化させる動機になっています。
今までも社会が変化すると、テクノロジーが進化してきました。
「必要は発明の母」と言われるように、変化がテクノロジーを進化させます。
今回のコロナ禍も、結果的に「家にこもっていても幸せでいられるためのテクノロジー」の進化を促すことになります。
だから家に籠もっていても幸せでいるために、エモーションをサポートするテクノロジーとしての「エモテック」は、今まさに急速な進化のスタートラインに立ったところだと思うんです。
私達もコロナ禍で如何にエモーションをサポートするテクノロジーをご自宅で体感いただくために、LOVOTの14日間無料返品キャンペーンを始めました。
14日後に、どれだけの数のLOVOTが返ってくるかは、わかりません。しかし時代の要請に応えるためには、今こそ皆様に試していただき、フィードバックをいただくことが大事です。一人でも多くの方のエモーションをサポートできるように、LOVOTが進化する良い機会でもあります。
まだコロナの影響でLOVOTを生み出しているファクトリーが本調子ではないので、お申し込み頂いてから2~3ヶ月程度はお待たせしてしまうのが悔しいのですが、それでも今年の冬のおこもりには更に貢献できます。
今年のゴールデンウイークは、旅行や買い物を控えて「お出かけせずに幸せになるライフスタイルの探求」のため、おうちでいろいろ試すことができる人が、今年の冬も幸せに過ごせる人になる気がしています。
飢饉があったから農業というテクノロジーが進化したように、コロナ禍を乗り越えようとあがく人類は、新たなテクノロジーを進化させています。
この機会だからこそ新しい生活を試みて、快適な巣ごもりライフスタイルをみつけていきましょう!
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