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嫌なことをぶっ飛ばしたいなら、ミッシェルを聴けばいい。

皆さんは、

ザ・ミッシェル・ガン・エレファント

というバンドをご存知だろうか。

こんな伝説がある。

ある音楽イベント。

洋楽に、邦楽は到底敵わないと言われていた時代。

その、アウェイの中に、全員スーツ姿で、演奏し始めた、ミッシェル。

観客は熱狂し、主催者が、一時中止をしたほどだった。

その時、ボーカルのチバさんが叫んだ。

『これが、日本のロックバンド、ミッシェルガンエレファントだ!』

洋楽にも負けない、重い演奏、
それに負けないボーカル、
独特の曲のタイトルと歌詞、

パンクロックを奏でるバンドの中では、
突出した存在だった。

現在はバンドは解散し、
それぞれのメンバーが新たなバンドを組んで、
活動している。

しかし、ロックシーンに残した爪痕は、
かなり強烈なものだった。

叫ぶようなボーカル、まず、これに驚く。

いや、その前の、イントロから、魂を持っていかれる。

90年代のロックシーンを知っている方なら、
お分かり頂けると思うが、
次々と、バンドがデビューしては解散していった。

まだ実力がない、若いバンドを、
少し、インディーズで人気が出て来ると、
すぐに、メジャーデビューさせていた、
そんな時代。

ごまんといるバンドの中では、
実力がなければ、生き残れない。

そんなシーンにあって、今も根強いファンを持つ
バンド、
今も活動しているバンドは、
着実に実力を着けていったバンドだ。

そのひとつが、ミッシェルだと思う。

何もかも、五感を超えた何かまで、
その音楽に支配される感覚。

そんな音楽を奏でるバンドが、ミッシェルだ。

残念ながら、ライブを観ることは出来なかったが、
行くのが恐ろしい、とも、思っていた。

熱狂する観客の渦に、巻き込まれるのが。

音源だけで、充分『飛べる』し、満足出来る。

嫌なことがあったら、手っ取り早く、
ミッシェルガンエレファントを聴いて、
その世界にダイブして、
それを、ぶっ飛ばしてしまえばいい。

勿論、ロックがお好きな方に限られるが。

洋楽好きの方にも、ぜひ一度、聴いてみて頂きたい。

あの、伝説のイベントで、
洋楽ファンを熱狂させた、
日本のロックバンド、
ザ・ミッシェル・ガン・エレファントを。

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