ポチらせる文章術

こんにちは！古川です。

今年ももうそろそろ終わりを迎えています。

コロナが始まってもうそろそろ一年。

今年は家にいることが多かったので、例年より読書が捗りました。

ここ２週間で買った本は８冊。

家の本棚に本が入りきらなくなったので、次の本棚を買おうか検討中です。

さて、せっかく読んでるのに共有しないのはもったいない、ということで、読んでていいなと思った本を、ぽつぽつ共有していきたいなと思います。

今回はこちら「ポチらせる文章術」

株式会社みんなのコピー代表の大橋一慶氏の著書で、2019年11月に初版が発売されています。
※大橋氏の記事はこちら（https://copymarketing.net/?author=1）

中身は、広告に使えるコピーの考え方や書き方、さらにテンプレまで載っていて、読みながら「早く使いて〜」って思わされる内容でした（笑）

How toだけでなく、どうしてこの表現が良いのか、というところまで書かれているので、コピーの基礎的な勉強にはもってこいの一冊。

ちなみに、中身も会話形式 & 行間スカスカで、ストレスなく読めてしまうところもイチオシポイント！

で、今回、なぜこの本を紹介したかというと、とても基礎的で、重要なことが書かれていたので、それを紹介したかったからです。

その大切なこととはこちら

「メリットとベネフィットは違う」

メリットとベネフィットをしてしまうと、相手が「欲しい」と思えないコピーに仕上がってしまう、ということなんですね。

では、メリットとベネフィットの違いを、本文の言葉を借りてご紹介します。

--------------------------------------
ベネフィット＝お客さんが欲しい結果（ハッピーな未来）
メリット＝ベネフィットが手に入る理由
--------------------------------------

例えば、子供がNintendo Switchを欲しがる例で考えましょう。

Nintendo Switchのメリットは、「大勢で遊べる」「操作が簡単」「楽しいソフトが多い」といった感じですね。

これに対してベネフィットは、「友達と仲良くなれる」「持ってるだけで人気者になれる」「幅広い年代の友達ができる」といったことです。

なんとなく、わかりますか？

ベネフィットはお客さんが欲しい結果で、メリットはそれを手に入れる理由です。

お客さんは、メリットが欲しいから買うのではなくて、ベネフィットが欲しいから買うんですね。

そうすると、当然、アピールすべきは・・・・・・・・そう、ベネフィットですね。

これは何もコピーに限った話ではなくて、商談でも、好きな人をデートに誘うのでも、同じですよね。

これは、何となく分かっている人もいるかもしれませんが、なんとなくでは武器になりません。

はっきりと、伝えるべきはベネフィットであることを認識すれば、あなたの望む結果が得られるでしょう。

今回はこんなところにしますね。

それではまた！