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ニュースつぶやき:「タコブネ、あるいはフネダコ」

 アンモナイトみたいな殻を作るタコの話。

 先日X(旧Twitter)で話題になったタコブネ(フネダコ)の貝殻。

 貝殻……?

 タコなのに?

タコブネ。貝殻の一部が破損している。
画像はWikipediaより引用

 見れば一目瞭然、アンモナイトのように巻いた貝殻に、タコが身を押し込んでおりますわ。初めて見ました!

 なんと触腕の一本から分泌物を出して、この殻を形づくるのだそう。いったいどうやって……?

 分類はタコ目アオイガイ科。貝の分類!とあわてかけてふと、(そういえばオウムガイもカイとつきますけど頭足類でしたわね……)と思い出して少し気を落ち着けました。ただしオウムガイとは違って、分泌は外套膜からではなく触腕からとなるため、内部構造は異なるそうですわ。それでいて外見がこんなに似るとは、不思議!

 日本の沿岸に生息しているそうなので、わたくしも今度海岸をお散歩してみて探してみることにいたしますわ!


二つ組み合わせると植物の葵の葉のように見える。
アオイガイの名の由来とされる。
画像はWikipediaより引用

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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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