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ニュースつぶやき:「海王星の環も鮮明に撮影 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」

 雲が出てきて、すわ夕立ちかと思いきや、夕焼けまで美しい一日でした。良き休日でしたわ!


 ごきげんいかがでしょうか、引き続きお嬢様月間のわたくしです。



 ハッブル宇宙望遠鏡の後継機と目されるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がラグランジュ・ポイントから赤外線撮影した画像が、NASAから公開されました!



 実に、1989年に惑星探査機「ボイジャー2号」が海王星を撮影して以来の快挙ですわ!
 海王星の近くをフライバイしたボイジャーから送信された画像によって、海王星にはリングがあることが以前からわかっていましたけど、ラグランジュ・ポイントからの撮影で、これほど鮮明な画像で、チリの状態までわかるのはすごいことですね。
 14個ある衛星のうち、7つの衛星の撮影にも成功しています。そのうち、トリトンだけあんなに離れているのはなぜなのでしょうね〜?

 トリトンは海王星の他の衛星とは比べ物にならないほど巨大な衛星です。ナイアード(直径63km)やタラッサ(直径87km)はもちろん、二番目の大きさを持つプロテウス(直径418km)をもゆうにしのぐ、直径なんと2700km。今は準惑星となった冥王星の直径が2376.6kmであることを考えると、いかに巨大な衛星かがおわかりいただけると思います。
 そのトリトンは表面が窒素の氷に覆われており、主星の海王星よりも光を反射しやすいので、このように明るく写るというわけですね!また、トリトンは木星のエウロパ、イオ、土星のエンケラドゥス、タイタンと同じく、内部活動している衛星。これからの観測では、トリトンの方にも熱視線を送りたいですわ!

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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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