ニュースつぶやき:「帝劇ビルが建て替えへ。出光美術館「新たな進化を目指す」
雲が厚く垂れこめているせいか、日が落ちるのも余計に早く感じますわね。
ごきげんいかがでしょうか、引き続きお嬢様月間の私です。
帝劇ビルが建て替えですか……レトロで味わい深い建物でしたけど、築56年ではいたしかたありませんでしょう。劇場に足を運んだことはまだありませんけども、出光美術館には何度か訪れたことがあります。美術館というよりも、ビルの中の大きめの美術室、といった規模ですね。
その名の通り、石油関連の生業で名高い「出光興産」の創業者、出光佐三の蒐集した美術品を展示している美術館で、コレクションの傾向は日本や中国の書画・陶磁器など「東洋の古美術」です。中でも江戸時代の禅僧仙厓義梵の書画は1000点を超え、目玉のひとつとなっています。
仙厓義梵の作風はといいますと、言うなればゆる系であり、アヴァンギャルドであり、……これは見ていただいたほうが早いでしょう。
うーん、自由ですわね。ほんとうに江戸時代のお人なのか疑わしくなるほどです。今、この仙厓義梵の展覧会をまだやっているので、ご興味のある方はいかがでしょうか。
建て替えて新しい建物になったら、ぜひ今度の美術館は天井を高くしていただきたいですわー!
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