結婚の呪い

結婚相手はどんな人がいいかと尋ねると

一緒に居て自然体でいられる人
一緒に居て楽しいなと思える人
一緒に居て安心できる人

など

居心地よくいられる人がいい

という女性が大半。


なのになのに！！

いつの間にか

居心地よくいられる人

よりも

結婚すること

が目的になってしまって

例え違和感を感じても
合わないなと思っても
一緒の時間を楽しめなくても

自分が合わせればいい
自分が受け止めればいい
自分さえ我慢すればいい

そうすれば結婚できる！

そう思ってどんどん辛く苦しくなり
心が疲弊して
やっと我慢しすぎていた自分に
相手がどうかよりも、結婚することが
目的になっていた自分に気づく。

最近私の担当している女性会員様は
このトラップにはまってしまう人が多い。

きっと結婚していない自分はダメで
惨めだと思っているから
この呪いにはまってしまうのだと思う。

結婚していてもしてなくても
あなたの価値は変わらないし
社会不適合者でもない。

瞳の色が黒くても青くても
どちらが良い悪いじゃないように

結婚していても結婚していなくても
自分の価値が変わるわけではない。

でもこの日本という国の中では
結婚していない人はダメだ
みたいな風潮と思い込みが
根強くあるのだと感じる。

アラサー、アラフォーとか
年齢を気にするのも日本独特。

英語にはこんな言葉ないのにね。

この

「結婚の呪い」

にかかっている全ての女性に言いたい。

自分さえ我慢すればと
自分の首を絞めて選んだ人と前に進めば

結婚できない自分からは
一瞬だけ解放されて
楽になるかもしれないけど

この後の何十年という長い人生は
婚活以上に辛く苦しいものになると思う。

結婚するという一瞬だけ
楽になれる目的のために
相手をさがすのではなく

一緒に居て自分が幸せになれる人

を選んで欲しいと心から願う。