【小ネタ】音楽フェスの発表方法を考えてみよう

あけましておめでとうございます。
新年からFUJI ROCK FESTIVAL'25の開催が発表されましたね。

この中で注目したいのが、「今年は発表の方法にも少し変化を加える予定です。」という一文です。

フェスで「発表」することといえば、主にラインナップとチケット料金・プランかと思いますが、音楽フェスの発表方法ってそもそもどんなパターンがあるのかな、とふと気になったので、世界中のフェスがどんな方法をとっているか調べてみました。ご興味あればご参照あれ。

海外の音楽フェス

Glastonbury Festival

先にチケット発売し完売済み。開催の約3か月前にメインとなるラインナップをステージ割りと併せて一気に発表。その後サブステージ等のラインナップを順次公開。(※2024年)

Coachella

開催の約5か月前に全体ラインナップを公開。翌日チケット先行発売開始。ステージ割りは開催までに小出し?

Reading & Leeds Festival

開催の約8か月前に全ヘッドライナー含む第1弾ラインナップ発表。翌日よりチケット先行申込開始。
今後他ラインアップも順次発表予定(ステージ割り未発表)。

Mad Cool Festival

開催の約7か月前にヘッドライナー・メインアクト(と思われる)含む62組発表。翌日より先行申込開始、3日後より一般発売開始。
ラインナップ追加発表予定あり。

Primavera Sound

開催約7か月前の10/24にメインとなるラインナップを発表(翌日もう一組ヘッドライナー追加)し、同時に先行チケット申込登録開始。11/13に全ラインナップと日割りを発表。第2弾先行チケット申込登録開始。

日本の音楽フェス

SUMMER SONIC

開催の約半年前に第1弾発表(全22組)。翌日より最速先行発売開始。
その後数回にわたり追加発表あり。

FUJI ROCK FESTIVAL

開催約半年前に第1弾発表。同時に先行発売開始。
その後数回にわたり追加発表あり。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL

開催の80日前に第1弾ラインナップ発表。同時に1次先行申込開始。
2週間後に全ラインナップ発表と2次先行申込開始。

RISING SUN ROCK FESTIVAL

開催の約4か月前に第1弾発表。その1か月前からチケット発売開始。
その後4回に分けて発表。

(おまけ)今年のフジロックはどうなる?

ここまで見てきたように、海外フェスは開催の約半年前にメインどころ(体感ラインナップの70-80%)を第1弾としてごっそり発表するケースが多いイメージです。
一方で日本だと4大フェスを並べてみると、(国内アクトのみ・海外アクト含むという違いもあってか)幅があるのが意外でした。

おまけで、じゃあ今年のフジロックにおける発表方法はどうなるんだろう?という予想もちょっぴり。
冒頭に触れたステートメントですが、文脈としては

1人でも、2人でも、友達や家族と一緒でも、3世代でも、
それぞれのライフスタイルに合わせて参加しやすいように、
今年は発表の方法にも少し変化を加える予定です。

https://www.fujirockfestival.com/

ということで「それぞれのライフスタイルに合わせて参加しやすいように」発表の方法を変化予定ということなので、(ブッキング等の運営上の都合はいったん無視して)自分が友達とか家族とか誘って、あるいは一人で予定を組みやすいのはどういう場合かといえば、

①早い段階で出演アーティストの大半が発表されている
…誰々が今年は出るからフジロック行こうぜ、と誘いやすい
②早い段階でチケットだけではなく、宿泊・ツアープランが発表されている
…個人的に宿泊方法がさっぱりわからないのが友人等を誘いづらい理由第1位であるため、個人としても宿確保のハードルが高いため直前に行こう!と決めたパターンだと日帰りにしているため、上記のパターンが実現してくれると泣いて喜ぶ

という感じでしょうか。

新年明けてしばらくはフジサマソニのラインナップで一喜一憂したいと思います、楽しい期間だー



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