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HSPの人は何かをお願いされたり、誘われたときに、断るのが苦手な人が多いです。

「お茶しない?」
「今度の休みに買い物に付き合って」
「イベントやるんだけど、運営手伝ってくれないかな」
「おすすめの健康食品があるんだ!話し聴いて!」

時間がなかったり興味がない場合、断るのは当然のことなのですが、HSPの人は断ることに対して

「抵抗を感じる」
「罪悪感がある」
などといった声をよく耳にします。

「断りたくても、断る言葉が出てこない」
という声もありました。

HSPの特性
「優れた危機管理能力」

その高い能力は
「鉱山のカナリア」と称されるほど。

直感で
「断ったほうがいい」
そう判断しても、言い出せなかったり、伝えられなかったりします。

さらに勇気を振り絞って断っても、食い下がられると折れてしまうことが多々あります。

断ることが苦手なあまり我慢して引き受けることが多いのです。

HSPの特性
「高い共感能力」

相手の気持ちを自分に置き換えて考えてしまい、断られたときのショックの大きさまでを考慮してしまいます。

というのも自分が誰かを誘うときには、相手の都合や気持ちを深く考えて、慎重に行動に移すからです。
HSPの特性
「他者への深い配慮」

人間関係をとても大切にします。
断ることで、相手を傷つけてしまわないか、嫌われてしまうのではないかと、あれこれ深く考えてしまいます。

誘われた同じ日に別の用事があっても、何とかして時間を作ろうとすることも。

そんな訳で、断ることはHSPの人にとっては非常に疲れる作業なのです。

そんな疲れる作業だった断ることを、
こんなふうに言い換えてみませんか?

HSPだからこそ断っていい!

「え」
「???」

と思うあなたへ

次回はこの
HSPだからこそ断っていい!

の解説をします。



HSP監修 大谷康時
絵    きゅりぞう

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