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進路説明会でお願いされたこと
実家から戻ってきた次の日である本日、
長男の学校へ進路説明会を聞きに行きました。
主な内容は、高校卒業後の進路についてです。
今年度の始めにも出席しましたが、
現状に合わせて内容が変わっていました。
・日々変わる福祉制度
「直B問題、就労アセスメントは知ってますか?」
講師の先生(進路担当の先生)から言われました。
「何それ?」と思ったのは私だけでしょうか?
国の方針は、特別支援学校出身者に対して
「可能なら一般就労で働いてほしい」とのことです。
過去に何回か進路説明会に参加したのに
知りませんでした。
卒業後、いきなり就労継続支援B型に行く状況を
問題視しています。
「一般就労できるかもしれないのに、B型なわけ?」というのが本音でしょう。
そのため、卒業後にB型に行くなら、
就労アセスメントが必要になったことを知りました。
制度の説明を聞いていて「手間が増えた」と感じました。
・横のつながりを大切に
最後に先生から私たちへ
こんなお願いをされました。
「保護者同士のつながりを大切にして下さい」
学校からわざわざ言われるとは思いませんでした。
進路について、保護者同士で
情報交換ができると期待しているかもしれません。
そうは言っても、同じ学年の子どもの保護者に
会う機会はあまりありません。
毎日長男を送っていくので、担任の先生と会話するくらいです。
個人的には、機会があればお話ししたい。
・口から食べられるだけいいよ
出席していた小学部の保護者は少なかったですが、
同じ学年のお子さんの保護者がいました。
違うクラスなので、お話するのは初めて。
その方のお子さんは胃ろうをしているそうです。
「味覚の感覚過敏が強すぎて、口から食べ物を入れられない」とのことです。
ここまで偏食が強い人に出会ったのは初めてです。
更に詳しい話を聞いたら、医療ケアのために
看護師とその保護者が交代で学校にいるそうです。
「胃ろう大変じゃない!?」と驚きました。
・悩まされた偏食
私自身、長男の強い偏食で悩まされました。
栄養検査で栄養素の不足を指摘された時に
「偏食を治しますか?胃ろうをしますか?
それとも心停止するのを待ちますか?」と
医師に宣告されたことがあります。
他の支援者に相談したら、
「何も食べないわけではないから、わざわざ胃ろうをしなくてもいいのではないか」と言われました。
決められないまま、今に至ります。
学校給食で、少しずつ食べられるものが増えているため、様子見です。
「何か口から食べられるならそれで十分ですよ」
この言葉が重く響きました。
・感想
出席者の大半は、中学部以上の保護者を占めました。
小学1年の保護者である私は、場違いと感じるくらいです。
そうは言っても同じ学年の保護者の中に
「卒業後はどうなるだろうか」と
知りたくて来ている人がいると気づきました。
時間が許す限り、このような場に行きたいです。