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「読まない」と決めていた鬼滅の刃を読んだ結果(6〜10巻)

1〜5巻を返却し、
続きを借りました。 

映画になった無限電車編を経て、
遊郭編の途中まででした。
遊郭編、中途半端なところで終わったので、
続きが待ち遠しいです。

今回印象に残ったシーンが
全部8巻でした。
無限電車(映画)を見てないんですが、
見るべきでしょうか…?


・印象に残ったシーンその1

煉獄さんが上弦の参である猗窩座に
「鬼にならないか?」と誘われたとき、
彼が思い出した母親からの言葉が
ズシッときました。

煉獄さん母
「なぜ自分が人より
強く生まれたのかわかりますか?
弱き人を助けるためです。

生まれついて人より多くの才に恵まれた者は、
その力を世のため人のために、
使わねばなりません。

天から賜りし力で
人を傷つけることや
私腹を肥やすことは許されません。

弱き人を助けることは
強く産まれた者の責務です。」


この言葉を思い出した後、
「鬼にならない」と言い、
命を落としましたが、
煉獄さんの人柄を垣間見ました。

確かに「強く生まれた」人全てが
責務を全うすれば、
世の中こんなにギスギスしていないでしょう。

しかし、素晴らしい能力を持ちながら
鬼になった人もいるので
難しいんだろうなぁと感じました。

・印象残ったシーンその2

煉獄さんがお亡くなりになった後、
炭治郎と猪之助のやりとりに
考えさせられました。

炭治郎
「悔しいなぁ。
何か一つできるようになっても
またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。

凄い人は
もっとずっと先の所で戦っているのに、
俺はまたそこに行けない」


猪之助
「なれるかなれねぇかなんて
くだらねぇこと言うんじゃない。

信じると言われたなら
それに答えること以外考えんじゃねぇ!
死んだ生き物ら土に還るだけなんだよ。
べそべそしたって、
戻ってきやしねぇんだよね」


悔しがる炭治郎と、
悲しみながらも励ます猪之助の会話に
感じるものがありました。

「やっと1つできるようになったと思ったら、
またすぐに厚い壁がやってくる。」

この時の炭治郎の気持ちがよくわかります。

周りは自分より器用に
何でもこなしているように見えて、
余計辛くなります。

猪之助のように
励ましてくれる人がほしいと
何度思ったことか…。

何度も分厚い壁がやってきても
それでも前に進まなきゃいけないと
改めて感じました。

以上、ちえでした。
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