見出し画像

「美術展を見に行くのは楽しい」と実感した1日【日本から見たドニ ドニから見た日本】

先日、隣町の図書館に本を借りに行ったら
こんなものをもらいました。

「おしゃれなしおり」と思ったら、
美術展をやっていることが判明しました。
裏側を見ると、割引券になってます。

この画家は知らないけど、
画風が好みだったので行くことにしました。 


・日本文化に魅了されたドニ

今回主役の「モーリス・ドニ」はフランス出身。
彼の成長期に、「ジャポニスム」が流行っていました。
浮世絵や日本文化の影響を受けたとのことです。

「どこに浮世絵の影響?」と疑問。
作品によりますが、
線が描かれていることに気づきました。

西洋の絵はあまり線が描かれていないけど、
浮世絵は線が描かれています。
この作品も線が描かれています。
(人物に注目)

※一部、撮影許可されていた。


図録に触れていないため、
これが正しいかはわかりません。
他の画家の作品を見ると、
こんな描かれ方はしてないことに気づきました。

・日本人画家との交流

黒田清輝、久米桂一郎など
日本人画家の作品も数多く展示されていました。

この2人はモーリス・ドニの絵を
初めて見た日本人として紹介されていました。

モーリス・ドニはナビ派という
グループに所属してました。
当時先鋭的な画風を描いていました。

後に学校ができ、
彼を含めたナビ派の画家が教えます。
その学校に多くの日本人画家が通っていました。

遠く離れた日本とフランスの画家が
このような形で交流があったのに驚きました。

・珍しく買ったもの

いつもは、ノートやファイルなど、
実用的なグッズを買うくらいです。
今回、図録を買いました。

図録だけでなく、ルノワールの本まで買いました。

ルノワールの絵が好きで、
展示会があると見に行きます。
こちらの本は、彼の作品について
わかりやすく解説されていました。

・感想

昨日の午前中は、長男を病院へ受診させてから
学校に行かせました。
午後からなので、お迎えの時間があるので
慌てていきました。

平日だったからそこまで混んでなかったけど、
午前中の方がゆっくり見えたかもしれないと感じました。
土日は混むので、平日をお勧めします。

久留米市美術館では、花が咲いてました。

奥に美術館がある。

いつもは夏か冬に行くので、
こんなに花が咲いていません。
初めてこんなに花が咲いているのを見ました。

天気がよかったので、
たくさんの人が散歩してました。

いい気分転換になりました。

以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。


いいなと思ったら応援しよう!