相棒 season20 #7 かわおとこ【ドラマ感想】
こんにちは。ちえです。
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子どもの想像力で事件解決!?
「子どもの言うことだし…」と思ってても、
切り捨てるのは早計?と考えさせられました。
○あらすじ
・特命係と捜査一課の視点
今回は、特命係が妖怪ハンターとして
独自に調べ始めたので、
捜査一課は社長の逮捕まで出てきません。
・杉下右京の観察力
「細かいところが気になる僕の悪い癖」と言い、
「よくそんなところに気がつくなぁ」と
驚かされます。
川で魚が大量に死んだため、
近隣住民が川の上流にある会社が
汚染物質を流してると疑っています。
警察というと警戒されるので、
明かさずに話を聞いています。
その際、
偶然川辺にいた笹沼硝子の社員を発見。
4ヶ月前に社員が溺死してます。
冠城亘の趣味から、
足あとの靴に滑り止めがついてることが判明。
「靴底に滑り止めのピンをとめてるのに、
それでも滑ったのか?」と
別の可能性も考えるように。
・ホントにそう?
本当にかわおとこはいる?
実は川の水を採取するときに
黒い服を着ていたので、
かわおとこに見えたと判明。
確かに子どもから見たら、
全身黒い服を着ていたら
見えるかもしれないと思いました。
・心情
百花は、
弟が川に入って溺れたことで
ネットで非難されてる母親を
庇いたいと言う気持ちがありました。
そんな気持ちから
「かわおとこに引っ張られた」と
言い続けました。
笹沼硝子の社長は
自分の会社が原因で
水質汚染が起こっていることを隠しました。
汚水を入れてるタンクのパイプが破損してたのに、
「うちのせいじゃない」と
現実から目を逸らしました。
「それはおかしい」と
水質検査をこっそりしてた社員を
結果的に溺死と見せかけ殺しました。
・感想
都合の悪いことを1つ隠したことで、
更に都合の悪いことが積み重なっていくのを実感。
もし社長が汚水タンクのパイプが破損した時点で
水質検査をしていれば、
高部や溺死した社員が
独自に水質検査をすることはなかったでしょう。
溺死した社員の死因が
水質検査が絡んでいたことがわかって、
社長が逮捕されていれば
かわおとこ騒ぎにならなかったでしょう。
もし高部か母親が、
川に入ってきた百花の弟を止められていたら、
彼は溺れて意識不明の重体に
ならなかったでしょう。
社長が1つ都合の悪いことを隠した結果、
1人の命が奪われ、
1人の子どもの命が脅かされました。
社長自身も殺人罪に問われる結果に。
右京が母親に
笹沼硝子の社員の溺死事件の真相を
解明できなかった結果、
今回の事故が起こってしまったことを
謝罪してたシーンにズシッときました。
1つ嘘を重ねただけで、
大きくなって自分に跳ね返ってくると
教訓になった回です。