もし家族がハマってしまったら【クーリエ・ジャポン2022年9・10月号】
『クーリエ・ジャポン』が
dマガジンで配信されて驚きました。
以前投稿した『僕らが毎日やっている最強の読み方』で雑誌の項目で登場。
そこで『クーリエ・ジャポン』が紹介。
世界のメディアの報道が見れます。
この本を読んで以来、気になってました。
2年前から、
定額読み放題サービスdマガジンを愛用してる私。
学生時代に、もしこのサービスがあったら
フル活用していたでしょう。
料理雑誌を見ることが多いですが、
最近はビジネス雑誌が増えてきました。
雑誌によっては全て読めないものもありますが、
それでも十分楽しめてます。
今月は、今話題の旧統一協会に関連して
カルトについてでした。
ヨーロッパ在住の人の
脱会するまでの体験記が書かれてたり、
日本の一連の報道に対する中国の反応だったり、
日本メディアでは
お目にかかれない内容が盛りだくさん。
読み応えがありました。
一番興味があったのが「家族や身近な人がカルトにハマってしまった時の対処法」でした。
細かい方法はいくらか紹介されてましたが、
この一言で集約されると思います。
相手がハマってるカルトについて
否定してはいけない。
自分が信仰してるものについて否定されたら、
自分自身まで否定されてると相手は感じ、
家族でも心を閉ざしてしまうそうです。
実際に自分の家族を脱会させようと試みた
家族の苦悩が伝わってきました。
「こんなカルトめ!」と否定してしまったため、
うまくいかなかったとのことです。
「それは素晴らしいね」と言われ続けていたら、
カルトにはまってる方にも「あれ?」と
気づく瞬間があるそうです。
脱会後のサポートはもっと重要だそう。
今でこそ、
旧統一教会の元信者の人の告白が
表沙汰になってますが
告白するのはなかなか大変だと感じました。
最後こう締めくくられてました。
「アメリカで元信者の10%でも、
体験記を告白するようになったら世界が変わる」
日本でも同じことが言えると思いました。
相手は否定されると
心を閉ざしてしまうと勉強になりました。
統一教会の教義についての本は読みましたが、
カルトの仕組みについてはまだ未読。
『ひとごとではないカルト』、
『サイキック・マフィア』を
紹介してた方がいたので、近いうちに読みます。
息子たちが高校生までのうちに
可能なら小説や映像など利用して
代理経験させたいと感じました。
いい題材探そうかな。
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