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統一教会ってそもそも何?

「母親が統一教会の信者で、多額の献金をした結果、人生が狂わされた」

あの事件の容疑者の発言です。
それ以来SNSでも話題になっています。

うちの母に話を聞いたところ、
桜田淳子さんが信者になったとき、
連日のように話題になっていたとのことです。
「芸能界の仕事をするのは無理やろうね」と母。

団体から選挙協力を受けたとか、
資金の援助を受けたとか、
いろんなことが明るみになっていますが、
それ以上に私が問題視したのは、
「統一教会の教義が法の制定に影響しているのではないか?」と言うことです。

引っかかるものがあったので、
調べることにしました。

3冊の本を読んで調査。

・やたら伝統的家族観にこだわる議員

私はchange.orgと言う署名サイトを利用してます。
主な提出先は国の機関。
企業や団体の場合もあります。

そこで一時期よく見かけていたのは
「同性婚」「選択的夫婦別姓」です。
どちらも目標署名数を達して提出へ。

それでも未だに制定されていません。
どちらも「家族の一体感が損なわれる」と
激しく反対する議員がいるからです。

「同性婚は子供を産まないから生産性がない」と言って、世界中からバッシングを受けた議員もいましたね。未だに議員やっているようですが。

これらの制度を導入している国が、
日本より離婚率が高いと言うデータは見つかりません。
「反対派の人たちは、論理的に話してるわけではない。何か思想的な背景があるのではないか?」と気づきました。

・統一教会の教義

『統一教会の現象学的考察』と『原理講論』
どちらにも、同性愛は慎むべきと記載。
繰り返しでできます。

「男と女が真に統合された家庭を誕生するために統合されないといけない」

この文章が背景になっているのではないかと
考えました。
男と女の組み合わせであるのが前提のようです。

夫婦別姓については、
直接触れられていませんでしたが、
影響は否定できません。

強硬に反対している議員のサイトで
めざす政策を読んだら、
内容がそっくりで背筋が凍りつきました。

・感想

子ども家庭庁の件など、
他にも思うところはありました、
特に気になっている「同性婚」「選択的夫婦別姓」を中心に考察しました。

信仰の自由なので、信仰や内容についてとやかく言うつもりはありません。
しかし政治の世界に入り込むとなったら話は別。

change.orgのサイト内で把握できたものだけでも
選択的夫婦別姓でも約6万人、
同性婚でも約7万人の方が賛同していました。

この署名サイトにまで辿り着けない人たちが
たくさんいると考えると、
実際はもっと希望してる人はいるとみてます。

特定の宗教団体が、国の政策決定に影響を及ぼしていると考えると見過ごせません。
何のために選挙をしているのか
わからなくなります。

どんな関わり方にせよ、
真相が明らかになることを願います。

以上、ちえでした。
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