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子どもに敬意を払えない残念な大人

「これはひどいなぁ」
ある記事を見て、驚き呆れています。

失礼な対応をする企業や公的機関ですら
ここまでひどい対応はしないでしょう。
見るに堪えないため、途中から飛ばし読みをしました。

相手が中学生だから、こんな見下した態度を取ったのかとしか思えませんでした。


・アカウントとの出会い

どこかから流れてきたX(旧Twitter)の投稿で
彼の存在を知りました。

文体は中学生らしくあどけなさが残ります。
それでも何が言いたいのかわからない
投稿に比べたら格段に理解しやすいです。

中学生の彼が感じる素朴な疑問と、
鋭い洞察力を感じずにいらません。
記事は読み応えがあり、つい読んでしまいます。

昨今、若者の政治無関心のニュースで
見聞きします。
「これでいいのか?」と感じます。

そんな中、ここまで真剣に考えられる
若者がいると思うと、未来に希望が持てます。

・大人にできることはこれだけ

「邪魔をしない」
これだけだと思います。

時々、彼のSNSを見ると
「中学生なんだから大人しく勉強しとけばいい」
「中学生が政治に首を突っ込むな」など
嫌味を言う大人を多く見かけます。

こんな投稿を見るたびにみっともなく感じます。
「こんなことを言うまい」と思ったくらいです。

・子どもを1人の個人として尊重できない大人

昨日投稿した廣津留真理氏の『新版世界に通用する一流の育て方』にこんなことが書かれていました。

「親と子どもは別人格」という心がまえで臨むことが大切です。いくら幼くても、わが子を1人の自立した個人として尊重するのです。

新版世界に通用する一流の育て方 p73

子育て関連の本を何冊か読めば、
「子どもを1人の自立した個人として尊重する」
よく出てきます。

しかしそれは、
「一般的ではない」と実感しました。

この担当者の話し方が以下のことを理由に
「子どもだし軽くあしらえばいい」とでも
思ったのでしょう。

・記者クラブ所属の大手メディアに所属していない
・就労経験のない中学生の子ども

もし問い合わせたのが大人だったら、
ここまであしらわれなかったでしょう。

・感想

もしも私が彼の母親なら、
できる限りのサポートをしたいと思いました。

彼のやりたいことを実現するために、
進路情報を探すかもしれません。

このくらいやりたいことが
はっきりしている子どもならサポートしやすいだろうと思いました。

・まとめ

中学生だからこその素朴な疑問から
鋭く突っ込んだ記事が特徴。
ここまで真剣に政治について考える中学生に
未来への希望を感じずにいられなかった。

大人ができることはただ1つ。
「邪魔をしない」ことだけ。
「中学生なんだから大人しく勉強しとけばいい」
などと、つまらない嫌味を言わない。

「子どもを自立した個人として尊重する」
子育て本では常識でも、
実社会では当たり前ではない。

現に広報担当者は、
日本中学生新聞の記者である川中だいじ氏に対して
軽くあしらう態度をとっている。
大手メディアに所属している記者に対して
こんな態度を取れるだろうかと疑問に思う。

彼の事例から、
自分が彼の母親なら
どんなサポートをするか考えさせられた。

以上、ちえでした。
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