見出し画像

私の選挙遍歴

1週間後、衆議院選挙がありますね。
今は18歳になると投票に行けるようになりますが、私の時は20歳でした。

現在36歳。国政選挙の投票は皆勤賞の私が
今までの選挙について振り返ってみました。


・初めての選挙はあの選挙

私が初めて投票に行ったのは2009年です。
民主党に政権交代した時です。

大学生で福岡に住んでいましたが、
住民票は宮崎市のままだったので、
実家に帰って投票しました。

その気になれば帰れる距離だったのと、
家族関係が良好だったからできたと思います。
(私が帰省するのを歓迎していた)

私の実家の選挙区は
比較的立候補者が多い地区でした。

記憶にあるのは、自民党にも民主党にも入れなかったことだけです。

民主党「口先ばかりいいことを言っているけど、実効性が怪しい」
自民党「こんなグダグダな状態が続くかと思うとウンザリ」
こんなことを考えていました。

4人出ていたので、残りの2人のどちらかに入れました。
残念ながら、当選しませんでした。

大学在学中、投票日当日に予定が入ることがありました。
その時は、期日前投票をするために帰省。
なぜか父も期日前投票に同行しました。

・出勤前に期日前投票へ

大学卒業してから2年間は実家にいました。

当時の職場はシフト制でした。
朝から夕方早めに帰る日と
昼前から来て21時まで仕事の日がありました。

日曜日も仕事に行く日があったので、
出勤時間が遅い日の出勤前に
期日前投票に行ってました。

「期日前投票に行ってきたんですよ」と
同じシフトの事務さんに話したものの、
「別に興味ないです」と
反応が薄かったのを覚えています。

一方で薬剤師の先輩たちに話したら
「今週末だっけ?行かないと」と
比較的関心のある方が多かった印象でした。

・生の演説を聞きに行くようになった

「選挙に行くなら、直接候補者に会わないとダメだよ」
こんなことを発信した人がいました。

2019年の参議院選挙の
自分の選挙区の候補者の演説を聞きに行きました。
衆議院選挙なら範囲が狭いので、
比較的近所で見れます。

参議院選挙は県全体なので、
福岡市まで行かないと見れないこともありました。
福岡県知事選も同じ理由で苦労しました。

最近はSNSでどこに行くか
知らせる候補者が増えたので、
昔に比べたら生で演説を
聞きやすくなったと感じます。

個人的な感想ですが、
与党より野党の候補者の方が
対応が丁寧だった印象です。

その後はコロナ禍に突入したため、
見に行く機会がなくなってしまいました。
また街頭で演説を見れるようになりました。

今回はまだ行ってないので、
誰に入れるか迷っています。

・読むと選挙に行きたくなる本

インスタで紹介していた人がいました。

少し古い本ですが、今にも当てはまる一冊です。
当時は35歳で区切っていますが、
今の年齢で換算すると
50才前の人が当てはまるでしょう。

高齢者が積極的に投票に行くだけでなく、
組織票についても触れられているところが
興味深かったですと。

昨日 Twitter でこんな投稿を見つけました。

デンマークはなんと投票率が
80%切ったことがないそうです。
今の日本の投票率は
比較的高い国政選挙でも50%台なので大違いです。

80%も投票率があると、
組織票が通用しにくくなると感じました。

組織票は、田舎ほど強いと実感します。
今の選挙区は、医師会や農政連などの団体が
誰を支援しているかが分かった時点で
開票前から誰が当選するかわかるくらいです。

しかし80%も投票に行く人がいれば、
その戦法は通用しにくくなると感じました。

それでも候補者が当選するなら
一般に広く支持されていると
みなしても良いでしょう。

・今がチャンス?

よく投票率の低さが問題になっています。
見方を変えればこんな考えもあります。

「あなたの意見が議員に届きやすくなるかも」と。

西日本新聞でこんな記事を見つけました。
有料の記事ですが、こんなことが書かれていました。

選挙に行かない人は、
所得の45%も税金や社会保障費として
負担しているのに、使い道に注文しない
"いいお得意様"だ。

こんなことを言われて癪に障るのは私だけでしょうか。
投票券を使わないと
お金を溝に捨てているのと同じと
危機感を感じました。

選挙に行くのは言うまでもありませんが、
日頃から自分の選挙区の議員に
意見を言うのも必要と思いました。

・まとめ

私の初めての選挙は2009年の民主党政権交代の時。15年前だが未だに思い出せる。
住民票が実家のままだったので、
わざわざ宮崎まで帰った。

社会人になってから仕事がシフト制だったため
出勤前に期日前投票へ行っていた。

可能ならば候補者本人を見に行くとよい。
衆議院選挙は範囲が狭いため行きやすいが、
知事選や参議院選挙は範囲が広いため
見に行くのに苦労する。

税金や社会保障費で
所得の45%も負担しているのに、
投票に行かないのは「お金だけ払って、使い道に注文をつけない"お得意様"」になることを意味する。

以下の言葉で締めくくりたいと思います。

今の政治の状況に満足しているなら、
できることは3つあります。
現職に投票、白票投票、棄権する。
しかし、満足できないならできることはただ1つ。
現職とは違う考えの人に投票する。これだけ。

以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。

いいなと思ったら応援しよう!