相棒 season20 #17 米沢守再びの事件【ドラマ感想】
「次こそは失敗しないようにする」
殺人犯しといて
次もあったもんじゃないでしょ。
企業イメージが大事なのはわかるし、
敵側に自滅してもらうのが
手を汚さずに確実ですが、
殺人犯した時点でダメでしょ…と思いました。
○あらすじ
・特命係と捜査一課の視点
特命係は、
かつて捜査に協力してくれていた
鑑識の米沢からの電話で
事件現場へ向かいます。
そこで捜査一課と合流。
「警察学校で死体を見つけたら
特命係に電話するんですか?」と
伊丹に揶揄されました。
・杉下右京の観察力
「細かいところが気になる僕の悪い癖」
毎回、「よくそんなところに気がつくなぁ」と
驚かされます。
1.踏切音で気づく。
米沢から電話が来たときに、
踏切音が聞こえたのに対して
「警察学校の近くには電車はないから、
事件でも起こったのでは?」とすぐ気づきます。
2.今泉の右手の黒い汚れ
「何の汚れなんだろう?」と
先に気づいたのは亘の方。
後に、スジ鉄であることが判明。
「今泉の部屋に時刻表はないか?」と
電車オタクの米沢に聞かれました。
ダイヤグラムを自作した時に
鉛筆で汚れただろうと思われました。
3.白川のホテルから見つかったもの
不動産売却の本、
スターリバースの社名の入った封筒。
白川はホテルを
再建する気はありませんでした。
星川鉄道を復活させる会で、
被害者吾妻や会長と
激しく口論になっていました。
右京はその様子を見て、
※サボタージュマニュアルを思い出しました。
スターリバーに雇われていたことが判明。
「バカだよ、たがが鉄道のために!」という白川。
それに対して
「たかが鉄道に救われる人もいるんですよ」と
熱弁する米沢。
米沢が記念写真を見ながら、
この旅館に泊まりにきた人たちは
そのことを知っていた人だと指摘すると…。
白川はうなだれました。
・実際は?
被害者吾妻は、
スターリバーが取引相手だったのもあり、
廃止を支持していました。
白川に金銭を渡し、
復活の会を分裂させようとしていたことに
気づきました。
そのことを
鉄道本部長の松原玲子に問い詰めたら
「鉄道復活派には自滅して欲しい」
「企業イメージがある」
「口止め料を払うから」と
言われました。
「みんなのことを考えて、
廃線に賛成していた俺の気持ちが!」
吾妻の背中を一刺しした松原はそのまま逃げた。
その後、やってきた今泉が遺体を見つけ線路脇に運んだ。
駐車場の現場検証を米沢にお願いする特命係。
その結果、フルオーダーのパンプスの足跡から
犯人が判明しました。
・感想
久しぶりの米沢さんに「おぉ!」と思いました。
今の鑑識の益子さんもいいけど、
米沢さんと右京のやりとりが好きでした。
豪雨被害で鉄道が運休になったのを聞いて、
すごくリアルに感じました。
住んでる福岡県内でも、
豪雨の後廃止が検討されてる路線があり、
県、鉄道会社、地元で
なかなか進展していないようです。
実家の宮崎県内では、
再建を諦めた鉄道もあります。
犯人である松原玲子に対して
「葬り方を間違いました」と言う右京。
それに対して
「次は失敗しないようにする」発言に
「いやいや」となりました。
サイコパス感が漂いました。
そもそも殺人犯したら、
企業イメージもあったもんじゃないし。
星川鉄道、どうするんだろう?と
気になりました。
以上、ちえでした。
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