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「わざわざ親への教育必要?」ペアレントトレーニングを受けた後の変化とは

昨日、ペアレントトレーニング(以下ペアトレ)の最後の講座でした。
6月から月1、計5回受けました。

ペアトレとは、
子どもとのより良い関わり方を学びながら、
日常の子育ての困りごとを解消し、
楽しく子育てができるよう支援する
保護者向けのプログラム
です。

場所は、次男の療育先です。
そこの臨床心理士の先生が講師でした。

私以外に5組の保護者が参加しました。
ご夫婦で出席されていた方もいました。
「旦那さんと一緒に学ぶのはいいなぁ」と思いながら見てました。

5回受けて見て、学んだことを3つ紹介します。


・子どもは承認欲求の塊

大人にとって望ましい行動にせよ、
望ましくない行動にせよ、
注目した行動を、より繰り返しすることを学びました。

うちの息子たちは「ママ、見て見て〜」と
言葉では言わないものの、
「こっちを見てよ!」という態度をとることはあります。

よいことにしても、悪いことにしても、
親に注目してもらえるなら、
繰り返しやる性質を持っていると
改めて感じました。

実際にやってみたことは、
お風呂に入る前、
少しでも向かう素振りを見せた瞬間に、
「お風呂に向かってるね」と
褒めるようにしました。

「まだ遊びたい」と
グダグダになることがほとんどですが、
褒められると嬉しいのか、
お風呂に向かうようになりました。

息子2人に対してやりましたが、
特に次男は反応の変化がわかりやすかったです。
褒められて嬉しいのか、ニコニコすることが多かったです。

次男よりかは反応が薄いですが、 
長男もお風呂に向かうようになりました。

・具体化力が求められる

講師や他の参加者から、「すごいね」で済ませてしまうと話題になりました。
そうなると、ワンパターンになりがちです。

私が心がけていたのは、
「スプーンでご飯を食べているね」
「ドアを閉めてくれたね」など
褒めたい行動をそのまま言葉にしていました。

子どもがやる動作は、
難しい語彙を必要としません。
簡単な名詞や動詞がわかれば具体的に言えます。

ただし、具体的に褒めるためには、子どもの行動を注意深く観察する必要があることに気づきました。

・二重否定をしない

例えるなら、「ご飯食べないと、お出かけできないよ」です。
「○○しないと、⚫⚫しないよ」と二重に否定しています。

「ややこしいから、子どもたちは理解しにくい」と指摘されました。

「ご飯食べないと、お出かけできないよ」を
「ご飯を食べたら、お出かけできるよ」
言い換えれば、わかりやすくなると気づきました。

・感想

「我が子のことは自分が一番わかってる。
親のための教育っている?」
他の参加者も話していましたが、
私も同じことを思いました。

我が子と適切なコミュニケーションをとるためには
彼らの性質を知らないといけないと気づきました。

「私、知らないことばかりだ」と思い知らされました。

ペアトレを受講してから、こちらの本を本棚から引っ張り出しました。

特に役に立ったのは、
「具体化力」と「伝達力」です。

具体化力は、「すごいね」で済ませがちな褒め言葉を
もっと具体的に言えないかと考えて
読み返しました。

伝達力は、「どうしたら彼らに伝わるだろうか」
ヒントを得たかったからです。

こちらの本を、参加していた他の保護者に紹介しました。
喜怒哀楽を全部「ヤバい」で済ませる話を振ったら
「それ私じゃん!」と食いついてきました。

今後やりたいのは、
彼らを褒めるバリエーションを増やすことと、
うまく伝わる方法を確立させることです。

以上、ちえでした。
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