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大人の身勝手と糸車の針【相棒22 #6 名探偵と眠り姫】
「なぜドレス姿の女性が隠れているのか?」
ここから疑問が始まりました。
・ずっとドレスのまま!?
ドレスの女性は蔵本里紗。
彼女の祖父は百貨店の社長。父親は次期社長の予定でした。
彼女は老舗の和菓子屋黒崎堂の息子と婚約。
お披露目パーティーの予定でした。
冒頭で、探偵のマーロウ矢木が里紗が入ったカートを押していたシーンから始まります。
彼の探偵事務所で身を隠しましたが、里紗はドレス姿のままです。
「この姿のまま、身を隠すのは大変そう」
そう感じました。
リラックスできる洋服を用意してあげてもいいのにと思いました。
SNSでも、「寝巻き買ってあげて」という意見を見かけましたが、同意です。
・よもぎのにおい
里紗が17年前の誘拐事件について思い出したのは
よもぎのにおいがきっかけです。
婚約者の会社、黒崎堂の工場に行ったときに
よもぎのにおいがしました。
それかきっかけで思い出しました。
・オーロラ姫
誘拐事件以来、習い事のバレエもやめて
引きこもりになった里紗。
それまでは「オーロラ姫の役をやるんだ」と
言っていたのとことです。
家政婦の女性が心配そうに話していました。
引きこもりになったというところに、
まさに眠り姫になったと感じました。
グリム童話では100年間眠っていました。
それにしては、マーロウ矢木や特命係2人に対して
警戒していないのに違和感がありました。
なぜなら、引きこもりの人は、
知らない人に警戒するイメージを持っていました。
それでも幼い里紗が
周りの大人たちの身勝手で
心に大きなダメージを受けたのを感じました。
婚約者の父親が誘拐事件に関わり、
「自分の代で潰したくなかった」と言い訳しているのを見て、右京がこう言いました。
「人を傷つけてまで守るべきものなど、この世にはありませんよ!」
救いなのは、里紗の表情が明るかったことです。
父親に「ありがとう」と言っているシーンを見て、「これから地に足をつけて生きていけますように」と願いました。
・感想
老舗の百貨店と和菓子屋の家の話だったせいか、
あまり感情移入ができませんでした。
違う世界のように感じてしまいました。
それにしても、マーロウ矢木は神戸尊の時代に
出てきていたようです。
見ていたはずなのに、思い出せませんでした。
それもそのはず。
当時はドラマの感想文なんて書いていませんでした。
アウトプットしないと忘れると実感。
当時の私に教えてあげたいです。
以上、ちえでした。
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