「意味など無くていいの。ららら〜」
「意味などなくていいの。」
〜起こること全てに意味があるから。
....そおかい？
そうで有ろうと
無かろうと
そんなことはどうでもいいわ。
前歯が折れた時も、
好きだった男を親友に寝取られだ時も、
心の病いになった時も、
離婚した時も、
小さな命が消えた時も、
この出来事の全てに意味があるのだと
人は言うの。
そんなもんは無くていいかな、あたしは。
今、楽しければ笑えばいいし、
悲しけれ泣けばいいだけだもの。
失敗も
成功も
特に意味なんて無くていいわ。
その事実が
ただただそこに在るだけでいいの、あたし。
皆んなその「意味」って妖怪に取り憑かれてるわね、きっと。
それで、今を感じることから逃げたいのよね。
意味など考えなくても
あたし、そこそこ楽しいわよ。
毎日小さな浮き沈みを繰り返しながら、
人生を楽しんでるの。
あ、妖怪は嫌いじゃないわよ、あたし。
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