◆作品No.238 魔女の旅々
🔴作品紹介🔴
放送期
2020年10月2日 秋
character
イレイナ(灰色の魔女):本渡楓
ヴィクトリカ(イレイナ母/ニケ):伊藤静
イレイナの父:保村真
フラン(星屑の魔女):花澤香菜
▼2話魔法使いの国
サヤ(炭の魔魔女):黒沢ともよ
門兵:山下誠一郎、坂田将吾
おばさん:山口眞弓
▼3話花畑の近国・小村
初老の門兵:斧アツシ
若き門番(兄):山下大輝
妹:巽悠衣子
エミル:市川蒼
ニ ノ:佐藤聡美
エミルの父:てらそままさき
▼4話滅びた国
ミラロゼ(魔女王女):Lynn
▼5話王立セレステリア
●生徒
イケメ:森嶋秀太
オドコ:日高里菜
チャラ:河西健吾
ユウト:嶺内ともみ
▼6話正直ものの国
エイヘミア(流砂の魔女):佐藤利奈
若き国王:小西克幸
▼7話あっちこっち村
壁売り子:菊池紗矢香
村長:間宮康弘
孫:池田海咲
ローズマリー:豊口めぐみ
▼8話人形の国
シーラ(夜間の魔女):日笠陽子
人形屋の魔女:上田麗奈
▼9話10年前の街
エステル(薫衣の魔女):内山夕実
セレナ:楠木ともり
セレナ父:遠藤大智
セレナ母:渡辺明乃
▼10話、11話クノーツの街
ミナ(煤の魔女/さやの妹):高橋未奈美
八重歯(骨董堂頭):斉藤貴美子
▼12話
アムネシア:小原好美
★推し様出演 : 山下大輝氏
監督
窪岡俊之
脚本
筆安一幸
キャラデザ
小田武士
アニメーション制作
C2C
オープニングテーマ
「リテラチュア」-上田麗奈
エンディングテーマ
「灰色のサーガ」-ChouCho
★あらすじ★
あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけのーー「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。
🔶感想🔶
<視聴日>
視聴2024.9.4
<評価:A>
※評価は物語・好みで付けています。
S:面白い・大好き A:面白い・好き B:普通・可も不可もない C:面白くな~い
(各評価+、-)
<感想>
**ざっくりあらすじ**
そう、私です!!なお話。
見終わりました!!
評価は面白かったです。あらすじはニケという魔法使いの冒険譚に憧れた主人公イレイナが最年少最速で魔女になり旅をするというもの。1話完結のオムニバス形式作品。雰囲気としては、ダンタリアンの書架やキノの旅に類似している。ベースはシリアスなお話で主人公の行った先で事件に巻き込まれたりするもの。
相関図も難しくないしゆったりサクッと見れて想像以上に見易くてあっという間に終わった印象です。
最後続きありそうな感じで終わりましたが・・・どうかね2期あるかね??笑
<気になった事(良し悪し)>
・「~な美少女は一体誰か。そう、私です。」この決まり文句は何かに掛かるのかと思ったけど特に何も掛かっていないのかな?イレイナの性格を表すみたいなものかな?高飛車や自身過剰かというとそこまで強くないし、ちょっと中途半端というか令嬢なみに「オーッホッホッホ!私が一番美しいですわぁ~!!」くらいの過剰さんだったら分かりやすいんだけどそうでもないからキャラがちょっと弱く感じるね。あと優秀な魔女という肩書だが、あまり活かされていない気もする。・・・うん。なんならフラウさんやサヤの方が印象残りやすい気もする。
・各話、シリアスがベースでこの形式の作品は人の心の業を映し出すものが多い。なので結構えぐみのある内容が組み込まれている。私は3話、4話、9話が非常に重い内容だと思った。
◇3話は教訓みたいな話で、『自分が良いと思ったこと=他人も良い』これ結構やりがちだけど、それは自分が気持ちよいだけで相手の為じゃない。奴隷として買われたニカは世界は広いのに自分はココに来させられこき使われて絶望したってーの!!と突っ込んだw
あと、精神を狂わせる花で妹だと思い兄が植物に捕われる話でイレイナさん助けないの~!?と驚いたwwww
◇4話は、復讐。身分の格差は現実でもあることで、でも愛しただけで処刑されるってしかも身籠った子供も殺された上、愛する人を目の前で殺されるっていくら親でもダメだ~。相手に辛い思いを指せるのは想像力が欠けているからだと思っていて父に記憶があるまま自分の国を破壊させ大切なものを失う辛さを分からせた娘の怨念が凄かった。
◇9話は、一番サイコだった。事によっては追いすぎたらいけない事もあるんだと。大好きな人の知らない一面を見て愛情が憎しみに変わる。そんな回だった。最初エステルが実はセレナの両親を殺していたというよりサイコな考えをしてしまった自分。。。色々作品見過ぎて先走りしてしまったww。ですが結局本人だったね~。でも虐待があった上なので何とも言えずセレナも可哀想だし、ただ人を殺める味を知ってしまったのがね。残念。
そして自分を犠牲にしてまでも親友を助けに行こうとしたのにトンデモな裏切りで2回も自分の手で殺めないといけないエステルが不憫でならない。世界線が違ってもたどり着く結果が同じなのか。。最後全て記憶を無くした事はエステルにとっては幸いだったのかもしれない。
・8話の人形屋の店主。めっちゃ変態で良かった。切り裂き魔だけど怖いものじゃなかった。上田麗奈さんの変態演技を是非堪能してほしいwww
・7話の葡萄ふみの少女は、村長のフェチ変態が最高だからww笑うww
・12話は、面白かった~!願いを叶えてくれる国に行ったイレイナは、さまざまな個性に偏った16人(粗暴含めてる)の自分に出会う。演じ分け凄いなと感動。闇が3人もいるのも面白かった。胸だけは美女と自分に自信があるイレイナでもコンプレックスだったのね。ゲルとかもうシュタゲじゃんと思ったww世界線とか絡めてるからかな?w粗暴な自分と対決するイレイナ。粗暴からすると9話のショックな事を経験して何もできなかった自分に自暴自棄になってしまった。辛い経験をしていない他の自分を恨めしく思い攻撃していた。だが主人公のイレイナにココにたどり着いた理由として悲劇を経験してない自分を知りたかった為その思いがここに導かせたと言い聞かせると落ち着く。人生とは選択肢で形成されるものでイレイナ自身が選択しなかった自分を見たいという願いから自分の旅の人生を網羅するため起きた現象が面白い。そして17人分のイレイナの旅日記で本を作る夢が出来た。旅々はこの17人のイレイナの事を指してるのかもしれない。
<映像、音楽>
映像:風景画と食事シーンが結構出て来るがまぁーーーーーー美しくて全部おいしそうだし癒される風景。素晴らしい!!キャラも可愛いしキャラデザは好みです❤
<声優及びキャラ>
・魔女たちの師弟関係の話はどれも良い。みんな魅力的でフラウの花澤ちゃんもいつもと違う雰囲気の話方で新鮮だったし、ニケ伝記の3人の声帯様が強い。伊藤静香さん、花澤香菜さん、日笠陽子さん。これだけでスーパー魔女なのは分かるwww
●イレイナ(灰色の魔女)&サヤ(炭の魔魔女)&ミナ(煤の魔女/さやの妹):本渡楓さん、黒沢ともよさん、高橋未奈美さん演じる主人公、東の魔女姉妹。ここの関係が良くて軽い百合の集合体。ミナ→サヤ→イレイナという構図で好き好き悶えが最高。妹ツンデレ過ぎて可愛い♡イレイナが結構薄情というかさっぱりしている性格なのでサヤはドMなんじゃないかと思っているww色々と淡泊なイレイナなので最終話の色んな面のイレイナはとっても良かった。若いしもうちょっと感情的でもいいんだぞと思うww