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◆作品No. 183ノー・ガンズ・ライフ 2期-NO GUNS LIFE-

🔴作品紹介🔴


放送期
2020年7月9日 夏

character
▼相談屋&ビル
乾十三(いぬい じゅうぞう):諏訪部順一
荒吐鉄朗(あらはばき てつろう):山下大輝
メアリー・シュタインベルグ:沼倉愛美
クリスティーナ松崎(まつざき):江原正士
レフティー
▼復興庁拡張者対策局
オリビエ・ファンデベルメ:日笠陽子
クローネン・フォン・ヴォルフ:内田夕夜
アヴィ・コーボ:加藤将之
▼ベリューレン社
ヒュー・カニンガム:上田燿司
カレン(ペッパの妹):上田麗奈
ペッパー(カレンの姉):水瀬いのり
セブン(GSU):三瓶由布子
荒吐 総一朗(CEO/あらはばき そういちろう)
マチルダ(秘書):西田望見
イメルダ(秘書):杉山里穂
アン:石上静香
エンデ:石見舞菜香
●根(ヴルツェル)
オネスト(COO):根谷美智子
ストレンジ(CSO):上別府仁資
ドリーミー(CTO):槙野旦
ティミッド(CMO):拝真之介
▼スピッツベルゲン
アンディ・ウォシャウスキー:糸博
ヴィクター・シュタインベルグ(メアリー兄):興津和幸
ジョン・D・功木(くぬぎ):櫻井孝宏
島津(しまづ):藤原貴弘
サリシャガン:相馬康一
▼拡張者
トゥエルブ(GSU):立木文彦
ヘイデン・ゴンドリー(ティンダロス):伊丸岡篤
メガアームド斎時定(ティンダロス/さいときさだ):堀内賢雄
コルト:古川慎
ジョン・ポッドパイ:青山穣
エドムント・ベーカー、テオドール: 小西克幸
▼その他
スカーレット・ゴズリング(娘):高野麻里佳
アンドレアス・ゴズリング(父、床屋):浅科准平
ダニー・ヨー:三木眞一郎
ローサ・マクマホン:瀬戸麻沙美
エマ・クルツ(エドの恋人):遠藤綾
ハグ・ベア(囚人):木内太郎
ブロムウェル・ロッソ(警備局):北沢洋
十三の相棒:子安武人

★推し様出演 : 諏訪部順一氏、山下大輝氏、青山穣氏


オープニングテーマ
「Chaos Driftersi」-SawanoHiroyuki[nZk]-:Jean-Ken Johnny
エンディングテーマ
「Pride」-THIS IS JAPAN


監督
伊藤尚往
脚本
菅原雪絵
キャラデザ
筱雅律
アニメーション制作
マッドハウス


★あらすじ★
再び「弾丸(願い)」は込められた――彼らの前に立ちはだかる過去とは?乾十三は「拡張者(エクステンド)」と呼ばれる身体機能拡張処理を施した者たちがあふれるこの街で、彼らに関する問題を処理する稼業を生業にしている。「亡霊」騒ぎの解決後、「乾相談所」は落ち着きを取り戻したかに見えた。だが、突如何者かに襲撃されてしまう。それは、反拡張技術を掲げるテロ組織・スピッツベルゲンだった。彼らに拉致されたクリスの救出に十三が向かうと、ヴィクター・シュタインベルグという男が立ちはだかる。彼こそメアリーが行方を追い続けていた彼女の実兄だった。時を経て、十三、メアリー、ヴィクター、再び3人の因縁が交錯する。ガンスレイブユニットの秘密、ベリューレンの思惑、そして、鉄朗の運命も大きく動き始める第2期、スタート!



🔶感想🔶

<評価:S->
視聴2024.4.18

<感想>
はい。こちらも見終わりました~!!
まずはざっくりあらすじから

〝拡張者と非拡張者が混在した世界。処理屋を生業とする拡張者乾十三。依頼人である鉄郎と専属技師メアリと共に巨大な陰謀に立ち向かう。〟

なんか内容が合って無いようなあらすじになってしまったw
いやいや、これが不思議と2期を見ると印象が変わる。面白かったです!!!
だけど!!!
全然終わってないし「これからじゃんだいぶ!!!」って突っ込んじゃう。
アニメを多く見ている方ならもうご存知だと思うけど、最後までやるアニメの方が稀有なんです。なので何十年とこの境遇を経験している身としては、これで憤怒や酷評にはしません。「あ~いつものね」くらいの感覚ですww
制作決定時のタイミングもあるけど、原作がアニメ放送の1年後に完結しているのもあってそれからでも良かったのになと素人は思います。無責任に言ってます。
いつもは作品紹介とか所謂「俺たちの冒険はこれからだ」ENDで気になる人は原作読むしかないと思うんだけど、本作は確実に3期でおもしろさが極まる作品なんで残念でならない。大人の事情があると思うから仕方ないけどね。。
なので評価の(-)は続き要求と謎が解き明かされないのが多々見受けられる部分で付けさせてもらいました。

2期の方は、各キャラの過去シーンと陰謀が少しずつ見えてくる。1期に比べてシリアスが多めです。私は心情大好き人間なので2期の方がキャラの考えが見えて好きです。
逆に何がこんなに1期と違うのか?ww個人的に鉄郎のポジションがキーになっていて、鉄郎が少し成長しているんですよね。余計な横入りをしなくなったから見易くなった様な気はしています。(鉄郎に失礼だなww)

組織が幾つかあって理解しにくいので公式の相関図を見ながらの鑑賞がお勧めです。
言葉も聞き慣れなくて途中でハテナになるけどなんとか完走しました。
2期制だけど1期の時も書いたが2クール的な感じなので、1期を見てないと意味が分からないです。1、2期がこの世界と背景の説明になっているので、それが分かった上でここからがもっと面白くなるのに終わるんすよ。(メアリ口調)
原作は完結してるしいつか3期来るといいなと思う。また諏訪部さんの低音ボイスも聞きたいので♡

<感じた伝えたい事・テーマ>
1期では良く分からなかったテーマ。2期で感じたのは「道具」・「選択」です。
◆テーマ:道具
・本作によく出てくるワード道具。人体実験で道具の様に扱われた鉄郎、大戦用に作られたGSUの十三。彼らが抗いたい事柄。道具はその能力を発揮し使われる事が役目。だが非道な本世界では人間が道具の様に使われる。そして自ら行動を起こさない、自分の想いを言わない、人に言われるがままな事は道具と同じ。使われるだけの人間になるなと言う事を感じた。

◆テーマ:選択
・人が何か行動をする時は必ず選択をしている。本作では、十三の台詞でも出てくるどんな結果になったとしても、本当に自分が望んでいる事は自分で選択して、てめえの価値はてめえで決めろって事。自分で選んだことには責任があるし納得できる。上記と同じような内容になりますが、他者に言われた通りに生きる事は何も選んで無く道具と同じになると言う事をあらわしているのかなと。

<気になった事(良し悪し)>
・本作のジャンルは、ハードボイルド、SF、サイバーパンクに該当するようです。ハードボイルド路線がぶれて見える意見が多いので、自分も言葉や表面的な感じで薄っぺらさを感じていたが、そもそもハードボイルドって何ぞやと調べ{冷酷非情、精神的・肉体的に強靭、妥協しないなどの人間}と言う意味で2期まで見て十三はハードボイルドを捨てているのでそう感じたのかもしれない。シティーハンターの冴羽獠と逆で女に免疫が無いwwここはギャップで楽しむ部分なのかなと。
・2期はメアリの出番が極端に少ない。そしてメアリは2期ED位可愛く描いて欲し!!ww。
・巨大な陰謀は分かるが、各組織が何をしようとしているのかが分かりにくい。これが結構重要問題なんじゃないか。ベリューレン社が黒幕なのは見てて分かるんだけど、この人たちは結局何をしたいのか?拡張技術を用いてこの世をどうしたいのか?エクステンドになると補助脳が付く。そしてハルモニエは拡張者を操作できる装置なので、これを使って人類を意のままに征服したいのか?はたまた金儲けのみなのか?ここがあまり見えてこない。十三達の目標は分かる。この黒幕との戦いだから。ベリュと癒着している復興庁の上層部の意図も分からないし、テロ組織スピッツベルゲンも結局内部分解しているので、癒着している者達の金目的とウォシャウスキーが目指している拡張技術の原点回帰。ウォシャもそれをして何をしたかったのかは不明でオネストとウォシャしか分かりえないものも不明。なーんも分からないです。ただ始まりは欠けた人に補うための技術を提供したかったと言う善意だったって事です。
・1期の感想で鉄郎がバディにならない話は、2期見て理解出来た。あくまで鉄郎と十三はGSUとハンズではなくて志が同じな戦友で同志なのよね。だから引き金を引くことはこれから無いって事かな?でもピンチの時は有るのかも。1,2期総合的にこの部分が主な話なのかなと。十三の過去のシーンを見て鉄郎は十三が何故他人の為に自己犠牲をするのかその理由を知る。使われる立場の十三はただ任務の為、ハンズに引き金を引かれるままだった。それは他人事のように思っており、そこに罪の意識など無かった、12番機たちを殺すまでは。自分が行ってきた非道を自らの選択では無くてハンズに背負わせてた。その事に気が付き、同朋や戦禍で殺してきた人々への償いとして人の為に力を使う事にした。その事を知った鉄郎は十三の気持ちを尊重して引き金を引かないと決めたんだと思う。
・戦闘シーンについて1期で不満を書きましたが、全部通して見ると十三はあくまで処理屋と言う立場で問題を解決するのが主なので、暗殺者とかとは異なるし自分の巨大な力を振るう事を辞めてる事から抑えた戦い方しているんだなという感想に変わりました。
・クローネンと十三組もっと見たいよね。好敵手の存在で罵り合っても助け合うとか良い♡
・全GSUの事も知りたいね。何故7だけ残ったのか。ブンダーベンダーの2体。5、12の他にどのナンバーが逃げていたのか。気になる~。

<謎、疑問>
結局、鉄郎のスピッツベルゲンへの資金提供は、ベリュ社の人体実験にいやけがさしたからテロに加担したでいいのか?
→拡張処理される前って事よね?記憶がないんだもの。ただベリュ社の犠牲者を助けたい思いだけは忘れずに持っていたって事だよね?
ヴィクターは何処にいて、どこにいったの?
→幼い時家を出た理由は分かった。だけど現状がどうなっているかは不明。
十三やその他のGSUの頭が銃モデルな理由
→えー分かりません。強そうだから?wいや、戦闘モードに入った時に放つ砲撃の為よね?インパクト大の見た目だけどどうなっているの?そして他のGSUは種類が違うのか?Wikiでみたら7は違うみたい。
みなさん!お忘れじゃないですか?私も忘れてました。世界を揺るがすデータって本当にどなった?
→十三が売ったと言ってたけど・・・どこ行ったの?いつの間にかデータの事忘れてたね。あれだけスピッツが追いかけていたのにwwあれ?ww

<映像、音楽>
・OPめっちゃかっこいいし、速、澤野さんだって分かる曲調♪歌っているのがMAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnnyさんで英語がかっこいい。喋れる人だったけか?でもマンウィズさん見分けつかないのよねww歌詞も作品に沿って作られているので作品の世界感が合っていてめちゃくちゃかっこいい!!
と思ったらEDもめっちゃかっこいい。曲もだけど映像がかなりかっこいい。ストⅡを彷彿させる。この時のメアリがめちゃくちゃエロス全開で良き!!こちらもまた世界感と合っている。制作陣よく探して来たなと!!

<声優及びキャラ>
●ペッパー&セブン:水瀬いのりさんと三瓶由布子さん演じるベリュ社の処理組。ペッパーの過去話が好きだった。狂気的なキャラだけど、自分を不要とする世界とのつながりを強く求める。常に自分の存在を感じれる相手、目を向けて欲しい欲も強い。独占欲も強く唾を付けたがる。それは寂しさの裏返しでもある。7が処分された?事を知って涙したシーンはグッと来た。失って分かる大切さと孤独に戻った悲しさの感情がいのりちゃんの演技から伝わって良かった。7もまた精神に不具合があって破棄品扱いだったけど自分を必要としてくれるペッパを大事に思っていたんだろうね。ただ7の年齢と言うか設定が若いのか?少年なのか?三瓶さんの声を当てるって事は少年なのかな?7もヤキモチ妬きで可愛い。道具で有り続ける事が7にとっては必要とされていると実感でき選択したのかもしれない。2人共ちゃんと人間でありたいと言う抗いはあったんだなと。

●クリスティーナ松崎:江原正士さん演じる十三の事務所のオーナでおネエ。私オネエキャラ結構好きで、ベテランのお姉さま好物です。諏訪部さんもお姉やってるからね♡

●ジョン・ポッドパイ:青山穣さん演じるエクスになった元警備局分析官。ありがとうございます。青山さんも実は推している。もうこの回最高だったwwww能力の悪い使い方wwでも男の願望を叶えている最強のヒーローだよねwジョンの回はいわゆる水着、お風呂回です♡


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