◆作品No.224 約束のネバーランド 1期
🔴作品紹介🔴
放送期
2019年1月10日 冬
character
▼グレイス=フィールドハウス高級農園
●子供
◎11歳
エマ (No63194):諸星すみれ
ノーマン (No22194):内田真礼
レイ (No81194):伊瀬茉莉也
◎10歳
ドン (No16194):植木慎英
ギルダ (No65194):Lynn
◎9歳
ナット (No30294):石上静香
アンナ (No48194):茅野愛衣
◎7歳
トーマ (No55294):日野まり
ラニオン (No54294):森優子
◎6歳
ドミニク (No07294):日野まり
コニー (No48294):小澤亜李
◎5歳
ジェミマ (No31394):久遠エリサ
ロッシー (No50394):林鼓子
イベット (No59294):白城なお
クリスティ (No70394):河野ひより
アリシア (No71394):青山吉能
マルク (No48294):青山吉能
◎4歳
フィル (No34394):河野ひより
シェリー (No74394):日野まり
ナイラ (No53394):森優子
マーニャ (No42394):久遠エリサ
ハンス (No82394)
ジャスパー (No74394)
◎3歳
ニーナ (No77394):青山吉能
ダムディン (No57394):林鼓子
トム (No66394):久遠エリサ
エウゲン (No46394):林鼓子
チェンバレン(No85394):白城なお
ビビアン (No55394)
キャロル (No53494)
◎イザベラ時代
レスリー (No71584):小林沙苗
●大人
マム・イザベラ(No73584):甲斐田裕子
シスター・クローネ(No18684):藤田奈央
グランマ・サラ:小山茉美
●鬼
ボス:拝真之介
マンティス:山口キヨヒロ
ファット:杉崎亮
鬼:佐久間元輝、若林佑
▼その他
ウィリアム・ミネルヴァ:加瀬康之
アナウンス:松田修平
無線:岡野友佑、北村大、紀ノ貴紀
監督
神戸守
脚本
大野敏哉
キャラデザ
嶋田和晃
アニメーション制作
CloverWorks
オープニングテーマ
「Touch off」-UVERworld
エンディングテーマ
「絶体絶命/Lamp」-Cö shu Nie
★あらすじ★
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。 ここグレイス=フィールドハウスは親のいない子どもが住むところ。 至って平穏なこのハウスでささやかながらも幸せな毎日を送る三人の主人公エマ、ノーマン、レイ。 しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた・・・子供達を待つ数奇な運命とは・・・!?
🔶感想🔶
<視聴日>
視聴2024.7.24
<評価:S>
※評価は物語・好みで付けています。
S:面白い・大好き A:面白い・好き B:普通・可も不可もない C:面白くな~い
(各評価+、-)
<感想>
**ざっくりあらすじ**
生きるために!!命がけの鬼ごっこの物語。
凄い面白かったです!
原作は未読ですがアニメ化決定を知ってタイトルからして面白そうと感じていました。メインビジュからもなにやらありそうだとも感じていまして・・期待通りの面白さでした。
ジャンルはサスペンス、ダーク・ファンタジーですが自分の好きな思想哲学も入っているので見応えととても考える作品でした。
原作は漫画で1巻から5巻途中位までだそうです。(話数だと37話くらい?)
概要・大雑把に表現すると『命がけの鬼ごっこ』という感じですww
全体感想ではネタバレしたくないので詳細は伏せますが、鬼ごっこの中で子供達の感情や思考が成長していく様がとても面白かった!!
視聴前に、どうやら2期は不穏な噂を耳にしたのでそれもまた楽しみです笑
※ここからネタバレです。本作に関しては作品を先に見てください。
<気になった事(良し悪し)>
・脱走計画を楽しむ作品である。体力のエマ、頭脳のノーマン、知識のレイ。フルスコアのありとあらゆる作戦劇が面白い。心理戦の出しぬき、利用し、騙し騙されが敵味方双方であって「ハラハラ」が止まらない。何ならバレてるけど、どう仕掛けて来るのかを楽しんでいるイザベラも恐怖。真相を知ってから人は以前と同じ距離感はむずかしい。ちょっとした事でも気づくから。エマがママもここも大好きって抱き着いた時の心理はとんでもない状況だったろうと想像する。ウィリアム・ミネルヴァの暗号も希望と解読の楽しさがあっていい。そして、この何とも不思議な世界観を感じさせるのが、新旧の物質たち。道具や食事・機器は旧式でとても2045年の世界とは思えない。なんなら現在2024年よりも古く感じるのに、ペットボトルや通信機、ハイテクじゃない発信機はあったり、カメラはポラロイドだったり。ロスト世界を彷彿させる雰囲気。だけどペン型の映像器具は未来を思わせたり。これがなんとも不思議な世界観を生んでいる。
・施設からの脱走とママからの巣立ちも入っているなと感じた。イザベラは敵であるが、イザベラもまた食幼児出身者。レスリーの出荷で人を恋しく思う心を持ち真相を知った時絶望したろうね。でも生き残ることを選択したその強さ。原作とアニメは違うと思うけどイザベラは果たしてどこまでこの鬼の社会に抗おうとしていたのか?最後エマたちを見送る時は、敵じゃなかったね。本当に子供達を見送る母だった。自分が叶わなかった脱走と抗いそれをあの子たちに託した母の思いが見えて良かった!!
・フィクションに大丈夫か?と思ってしまったのが、まあまあ大声で作戦が胸の内を話すから聞こえてないの?そんなに物音しないのか心配になっちゃうww自由時間の森も大丈夫なのかずっと心配しちゃうw
・花の他にモンシロチョウをよく目にする。モンシロチョウは「変化」「解放」「神の加護」の意味を持っている。その蝶を潰すシーンがあるので解放させないイザベラの強い意志を表していると感じた。だが過去子供の頃レスリーとの淡い恋心の変化を表している。
<謎、疑問>
◆ドンとギルはママの部屋からどうやって出て来たの?
→解らない。いつの間にか出てたw
◆あのバーコードのような物をなぞるテストどういう問題?なぞるだけでいいのか?
→解らない・・・。あれがどうフルスコアに繋がるのか?解らない。。教えてくれw
◆サブタイトルの数字と子供達の首の数字?
→これずっと疑問だった。絶対意味があると。こんな意味の解らないサブタイトル付けないでしょん。最初はよくある数字の暗号かと思って調べたけど、成果はなくタイトルと並べて見つめていると最後の二桁が同じだぞ?と気づいたけどギブアップしたw(洞察力なんかない)考察など見させてもらってなるほどと!!!そしてサブタイトルが1期にしか付いていないのも納得。まず数字の見方はタイトルと子供両方右から見ていく。
【サブタイトル】
サブタイトル例:121045=451012
これは勘のいい人は直ぐ分ると思うけど、年月日を表している。つまり2045/10/12。見ていてよく出て来るカレンダー。これがヒントだった。例で出した日付は1話でコニーが出荷される日になっていた!!カレンダーには12日に赤丸とCONNYと書かれている。サブタイトルはその回の出来事の日付を表している。ちょこちょこ出て来るカレンダーとサブタイトルを見比べて観てみるとより面白さが増しますね!!何故逆さにしてあるのかは子供達の首の識別番号と同じ形式を撮ったからと思われる。
なぜ1期だけにしか、付かないと思ったかというと2期はGFを出ており日付を気にする事がない答えになりました。
【子供の識別】
子供の識別に付いては沢山の方が考察されていました。正直明確なものは分かりません。
共通の番号がある事は理解していますが、羅列の細かい意味までは原作見ないと解らない+皆さんのを読んで原作見ても解らない感じです。子供達は言わば家畜なのでナンバリングを付けられているのは間違いない。添付した方の考察が個人的には面白かったので参照してみてください。94?49?が第三プラント所属という事は分かりましたがこの数字=3の法則が分からないのでモヤモヤするwww2つを足した数字の下一桁が3になる事くらいしか思いつかなかったですwオソマツさまです。9+4=13→3(そんな面倒な事しない笑)
<花言葉表現>
*故意に花のシーンが多いものは、作品表現として花言葉が用いられていると感じ記載しています。
【花言葉とは】トルコ発祥と言われる恋文(セラム)。アイテムに意味を持たせ、気持ちを伝える表現方法。
◇花名◇シーン:花言葉:感 想:の順に書いています。
◇花名:バーベナ(架空花ヴィダ(吸血植物))◇
場 面:儀程(グプナ)の際に用いられる花
花言葉:全体「魅力」「魔力」「勤勉」
色 別 : 赤「一致団結」
感 想:印象的な赤に染まる花。作中でも説明がされますが赤く染まるのは獲物を吸血するから。ヴィダ自体は架空の花ですが参考にしたのはバーベナという花だそうです。花言葉から魔力が合うし赤の言葉も一致団結とグプナ自体の意味よりは本作の皆で出ようとエマが何度もいう台詞にあう。人間だけじゃなくて鬼も一緒に共存を探そうとするエマの心にぴったりだと思いました。
<タイトルについて>
【約束のネバーランド】
以下のように考えてみました。※全て憶測です。
・約束 →これは普通に約束で良いと思います。作品だと1000年前に人間と鬼族が結んだ約束。エマがフィルたちを迎えに帰ってくるという約束。アニメでは無いですが、エマがあのお方と結んだ約束。そういう意味が込められていると思います。
・ネバーランド →これはジェームス・マシュー・バリーの戯曲『ピーター・パン』に登場する国から取ったと思います。大人がいない国=GFも子供だけの施設。大人はいるっちゃーいるけどママもある意味子供なのかもしれない。そして原作のピーターパンの怖い話。何故子供しかいない国なのか?ピーターパンが、大人になっていく子供達を次から次へと崖から突き落とし、チクタクワニのエサにしてしまっていたからだった。大人にならない内に死を迎える。作品でも共通する部分でひやっとしました。。。
<映像、音楽>
映像 : CloverWorksさんって事もあって作画は綺麗でデザも可愛かった。
音楽 : アニメ主題歌常連のUVERworldの「Touch off」ウーバーの音色でかっこよかった。
<声優及びキャラ>
・人数も多いのでまとめてwwジャンプ掲載作品だそうで、主人公はエマで女の子。男の子が多い中ジャンプらしい主人公要素を持っている。能力は高いが知能的には野生の勘が働く方で無茶を実現していく。皆のカリスマで優しい。そして、クールなサイドを抱えている。種族を越える友情と絆を得れる完璧だね!!冷静沈着なリーダー的存在ノーマンと技術知能に長けたツンデレのレイ。たまらんな。ノーマンのエマに対する恋愛も気にしているけど・・・進展はなさそうだ。。ショボン。
・個人的にはフィルが気になっていて、いつもニコニコしてるけど重要な時に必ずいる子。時期リーダー候補で洞察力と能力が高い。まだ小さいのに受け入れる器のデカさ。待てる心の強さ。笑顔の時の天才加減を消す感じ♡かわいい。
・10歳組のドンとギルダ。自分達を頼りないお荷物だということを気にしている。そんな事は思っていないけど2人からするとフルスコアだし相談の時も居れてもらえないのは悲しいよね。。でも良かった通じあえて!!
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