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◆鑑賞No.91 映画 ピノキオ - Pinocchio-
🔶感想🔶
◆作品No.79
<視聴日>
◆管理再視聴 2023.12.19
●過去視聴済 年月日不明
<評価:A>
※評価は物語・好みで付けています。
(各評価+、-)
S:面白い・大好き
A:面白い・好き
B:普通・可も不可もない
C:面白くな~い
<感想>
見終わりました~!!
かなり前に見たのもあって結構忘れている部分もあった。
ではまずざっくりあらすじから
〝小さな町のおもちゃ屋のゼペットはいつか本当の自分の子供になるように願いを込めて操り人形を作り名をピノキオと付けた。そんなある晩、女神が現れピノキオに命を吹き込む。動けるようになったピノキオに「勇敢で正直に生きれば本当の子供に慣れる」と魔法をかける。ゼペットの家に立ち寄ったコオロギのジミニーと共に良心を得るために生活を始める。〟
と冒頭のあらすじに成りましたがこんな感じのお話です。
ディズニー長編アニメーションが大好きなので見ていた作品です。
ジブリ同様にちゃんとした形での感想を残してないので、ディズニー作品もちゃんと物語を把握して感想を残します。
評価は面白かったです。きちんと見て改めて突っ込みどころがやや見えるww
童話原作でイタリアのカルロ・コッローディの作品。
これはwikiで調べましたが、原作はだいぶダークなようで、子供向けなのかと疑うほどの内容のようです。
ウォルトが子供向けに物語を変更したようです。それでも結構闇深い作品だなと思います。ちゃんと見てこんなに暗めの話だっけと驚きましたが教訓も学べるディズニーの不朽の名作。音楽も素敵な本作機会があったら見て見てください!!
<感じた伝えたい事・テーマ>
本作に感じたテーマは「正直に良心を持って生きる」です。
◆テーマ:「正直に良心を持って生きる」
・ディズニーは必ず教えや教訓を物語に入れている。感じた教訓は以下です。
■嘘をつく■
これはピノキオが、ブルーフェアリーに嘘をつくシーンで鼻が伸びる。嘘は付けば付くほど花は伸び成長して葉、花を付け更に嘘をつくピノキオの鼻は枯れる。これは自分で自分を追い込み最後には自滅する事を表している。本当に嘘って絶対つかない事はないけど、付くもんじゃないと改めて思う。
■良心を持ち正直に真っ直ぐ生きる■
木の人形のピノキオはまだ善し悪しを知らない状態です。ジミニーの手引きもあり世の善悪をしります。これは嘘とも共通してくることですが正直に生きる。誰もが遣りたい事だが、環境や年齢を重ねると案外難しかったりする。他の作品の時でも良く書く事ですが、良い事と言うのは努力が無いと継続する事が出来ない。何故か?悪い事は簡単だからだ。善を壊すのはとても簡単。例えるなら痩せる事。持続は努力が必要だが太り体系を崩す事はだらければいいだけだから簡単。人間は簡単で楽な方に逃げてしまいがち。清く、正しく、まじめに優しく生きるのはその人の努力の賜物なのだと考えています。本作では最後に自分の命と引き換えにゼペットを救った事がピノキオの善だと思いました。
■悪い人の話は聴かない■
この教訓が一番のメインな気がしています。序盤で正直ジョンの誘惑に乗りストロンボリーの人形劇でスターになると学校を行くことを辞めてしまう。痛い目に合って一度は快心するもコーチマンの依頼で再度ジョンにそそのかされ島に行ってしまう。良心が有る無しに流されやすいピノキオ。これは実際の世界でも上手い話やおいしい話、人に流されてしまう人は騙されてしまう事への注意喚起に取れる。
この3つを合わせたのが正直に良心を持って生きるです。
かなり解りやすく描かれているので子供にも良くない事がきちんと伝わるな~と思いました。話もですが全体的に暗い印象なので感覚的にで伝わる所も凄いなと感心しました。
ディズニーで好きなのが善悪が本当に解りやすく表現する所なんですよね~!!
子供の見るもんだとあしらわれやすいですが、素直に良い事、悪い事を大人になって入れてみるのも人生の糧に成るなと思います。忘れてしまうからこそ見て欲しいです。
<気になった事(良し悪し)>
・ゼペットさんあんなに部屋に時計あるのに時間確認する時、手作り懐中時計見るの笑った。wしかも仕掛け時計だから何時に鳴るは分かるのにw
・人形劇でスターになる誘惑をされたピノキオ。一度ジミニの話を聞くも付いて行ってしまうピノキオの切り替えの早さw天真爛漫なかんじで純粋だからこそなのか悪に染まり易過ぎ。案外機転が利く。
・ジミニがピノキオにダメだって言ってたのに人形劇で「大した入りだ」と感心している場合か!!そしてピノキオの良心の務めを諦めんの早いし気が変わるのも早いw
・モンストロとの対決で筏から落ちたゼペット一家。フィガロとクレオ結果無事だけど絶対無事なわけないよねw特にクレオは綺麗に金魚鉢に入っているw
・善悪の判断が無いピノキオ。実際そんな人いたらどんな感じなのか気になる。赤ちゃんだけか。
・水中シーン。ギリギリピノキオは気だから呼吸はイイとして、ジミニーは無理があるw
・なんかキャラの台詞が乗り突込みが多いw
・モンストロ(巨大クジラの王)に呑みこまれたゼペットさんの適応の力の凄さw
・蜘蛛の巣だらけだったゼペットの家がいつの間にやら綺麗に元に戻っているw
・振り返るとジミニーそんなに善悪教えてないような気がするんだけど・・・気のせい?wブルーフェアリーのジャッチも案外甘いのか?
<謎、疑問>
◆アイランドに行くとロバになる理由。
→アイランドでロバになってしまう仕組みは分からない。これぞファンタジー。そして積荷された子供たちの行方も不明。結構怖いよね。そしてあの島は何なんだ?
ロバに設定したのは、英語のドンキー(donkey)意味は「頑固者」や「まぬけ」、「ロバ」。
遊び呆けてまぬけになる意味とロバを表現するためにロバ設定にしたのだと思う。あとりょうしんという言葉が良く出てくるが「良心」と「両親」は両方の意味でかけているのかなと感じました。
◆動物キャラの形状が違う理由は?
→正直ジョンとギデオンはキツネと猫で人型。フィガロは動物の猫。人型との違いは人の醜い部分があるものは人型にさせてるのかとか妄想しています。
<映像、音楽>
映像:古い作品ですがさすがのディズニー。作画がこの時代の技術で考えると、エグイです(褒めてます♡)こんなに滑らかにキャラクターが動くのが全部手書きって考えると当時のアニメーターはものすごい腕の良い精鋭達だったのだろうと想像できます。最近CGが当たり前のアニメが多いですが私はディズニークラシックの柔らかい温かみのある作画も大好きです。キャラの顔が一目でディズニーと分かるデザインを今後も残してほしいです。(結構切に願っていますww)
音楽:ディズニーと言ったらなんと言っても音楽。ピノキオの代表曲。星に願いを。これは誰も耳にした事があると思います。ジミニーが歌う曲ですが様々なアレンジをされている名曲。星の美しさに人の願いと言う綺麗な世界感が本当に素敵。夢や願いは思い続ければいつか叶うはディズニーのスローガンと言ってもいい。そんなウォルトの心を表している曲だと思います。他にも好きなのがハイ・ディドゥル・ディー・ディーは純粋のメロディーが好きです。テーマパークのステージショーのワンマンズドリームでも使用された曲です。
<声優及びキャラ>
・まだ声優とか明確に見てない頃に見てたのも逢って、日本語声優が豪華な事に気が付いて湧きました!!私の見たのが1983年公開時のもので、肝付兼太さん、山田康雄さん、大塚周夫さん、一城 みゆ希さんなどが声を当てている。
・ブルーフェアリーはマリリンモンローみたいでこの時代の美人象なんだろうね。
・ゼペットさんが良い人過ぎて幸せ空間なこのおもちゃ屋素敵すぎる。
🔴作品紹介🔴
https://www.disney.co.jp/studio/animation/0909
放送・放映期
1940年2月7日 冬
上映時間 88分
ウォルト・ディズニー・アニメーション作品No.2
character《視聴1983年版》
順番:海外語版、1983年版
▼ゼペット一家
ピノキオ(Pinocchio):ディッキー・ジョーンズ、初沢亜利(歌:辻治樹)
ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket):クリフ・エドワーズ、肝付兼太(歌:田村しげる)
ゼペットじいさん(Mister Geppetto):クリスチャン・ラブ、熊倉一雄
フィガロフィガロ(Figaro/猫):クラレンス・ナッシュ
クレオ(Cleo/金魚)
▼ヴィランズ
J・ワシントン・ファウルフェロー("Honest" John Worthington Foulfellow):
ウォルター・キャトレット、山田康雄
ギデオン(Gideon):メル・ブランク
ストロンボリ(Stromboli):チャールズ・ジューデルス、大塚周夫
コーチマン(The Coachman):チャールズ・ジューデルス、辻村真人
モンストロ(Monstro):サール・レイブンズクロフト
▼その他
ブルー・フェアリー(The Blue Fairy):イヴリン・ヴェナブル、一城みゆ希
ランプウィック(Lampwick/ランピー):フランキー・ダーロ、新井昌和(内田崇吉)
アレキサンダー:ディッキー・ジョーンズ、宮川陽介
オランダ・フランス・ロシア娘の人形:パトリシア・ページ、一城みゆ希
けんか小屋の声:クラレンス・ナッシュ、なし、梶哲也、なし
遊園地の呼び込み:ドン・ブロディ/スチュアート・ブキャナン/ジョン・マクリーシュ、峰恵研・沢りつお・山崎哲也
子どもの声:バージニア・デイビス/ダル・マッケノン、村上雅俊・秋原充・黒田将人・小山友成
監督
・ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスク
脚本
・テッド・シアーズ、オットー・イングランダー、ウェッブ・スミス
・ウィリアム・コトレル、ジョゼフ・サボ、アードマン・ペナー
・オーレリアス・バタグリア
キャラクターデザイン
・ジョー・グラント、アルバート・ハーター、ジョン・P・ミラー
・キャンベル・グラント、マーティン・プロヴェンセン、ジョン・ウォルブリッジ
アニメーション制作
・ウォルト・ディズニー・プロダクション
主題歌
「When You Wish upon a Star/星に願いを」-ジミニー・クリケット
劇中歌
「リトル・ウッドゥン・ヘッド(Little Wooden Head)」-熊倉一雄
「困った時には口笛を(Give a Little Whistle)」-田村しげる、辻治樹
「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー(Hi-Diddle-Dee-Dee)」-山田康雄
「もう糸はいらない(I've Got No Strings)」-辻治樹
★あらすじ★
独り暮らしのゼペットは、木で作ったあやつり人形にピノキオと名付け、いつか本当の子供になるようにと星に願いをかけます。するとその晩、妖精が現れてピノキオに命を授けます。そして、“良心”ジミニー・クリケットに従って、勇敢で正直で思いやりがあれば、本物の子供になれると告げるのです。ところが、ピノキオは正直ジョンの巧みな誘惑に乗せられてしまい…。
💙画像💙
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