さらけ出した方がおもしろい

一年くらい前
大丈夫ではないのに大丈夫なふりをして
再始動しようとしていることすら気付かず
出先で出会った人に
「自分はこうなんだと、だめでもなんでもさらけ出したほうが
出会いも広がるし、おもしろい」
そんなふうなことを言われた。

その時はピンとこなかった。

けれどもわたし
すんごい無理してたり
やりたくないのに人目を気にして何かしてたり
自分の気持ちを言えないし
まず自分の外に出すのが怖いし
大丈夫ってとりあえず言ってたし

今のわたしから見ると
薄っぺらくて
あやうくて
あんたは誰の人生を生きたいの？って感じだった

のちのち
大丈夫なふりすら気持ち悪いし
その時だけ取り繕うのも嫌で
嘘偽りなく
自分の気持ちを出して
泣いて
体調悪い！って言って
ジタバタして
YouTubeで救いを探すように動画を見て
目が疲れれば音声だけ聞いたり
ポッドキャストとかも聞いたりしてさ
なんか
結局
自分が自分で立ち上がれないとこの繰り返しだ

とりあえずちいさく動いてみた
行きたいところへ行ったり
イベントに参加したり
身体を動かしたり
出会った人に自分の話をしたり

なにもしていないようで
水面下
たぶん今まで動かしていなかった部分が動いて
わたしはわたしだという強い核に触れて
こっちにいってみたいという野生の勘というか
感覚が冴えてきた気がする

わたしの感覚をとりあえず出してみよう
好きな時にいつでも

うまくまとまらない
このリアルさを
さらけ出して
楽しもう