Stray Kids「DLC」MVが良すぎる
前記事で曲の良さについて殴り書きしたんですがMVがまた最高に良すぎて早速記事を書いています。
出勤前に見て号泣してしまいました。
MVの監督さんのアカウントを覗いたんですがこういう少し暗めの色味が印象的な映像が得意な方のようでLonely St.と同じ方なんですね。
この映像のトーンがあまりにもDLCにあっている。最高のMVをありがとうございます。
DLCはただ単純に「嫌なこと忘れて踊ろう！」というメッセージだけじゃなく、でもそこからまた現実は続く、という切なさ世界の厳しさ、哀愁を感じるところが歌詞にもメロディにも現れているところが好きという話を前の記事でもしましたが、MVにもそれが表現されている気がしました。
外のダンサーを眺めるアイエン、
リングに座って動画を見ているスンミン。
アイエンからは味気ない日々を過ごしているのを感じるし、スンミンはもしかしたら、ストイックに1人シャドウボクシングを続けるリノとは裏腹に、挫折だったり躓きを感じているのかもしれない。
このMVの主人公はアイエンとスンミンのボーカルRACHAだと勝手に思ったのですが、ダンスRACHAは最初から踊っているのも好きです。
フィリックスやリノ、ヒョンジンからは「強かさ」を感じるけれど、一人で座り込むシーンもあるので強かに見えても、そんな人達にも抱える悩みや襲ってくる暗闇もあるのかなあとか。
ダンスRACHAは一人で踊り続けているの、「踊ること」に生きる人達は逃げ道も「踊ること」しかないんだったら、ただただひたすら狂ったように踊るしかない…とか考え始めたら思考がまとまらなくなってきました。
でも、仲間が、音楽がアイエンとスンミンをそんな味気ない、逃げ出したい日常から救ってくれる。
ストイックにリングに立ち続けるリノとか、スンミンをリングに引っ張りあげるのがヒョンジンとハンなのとか、スンミンチームかなり胸熱すぎるし、今までのMVでは意味深なキーを握ってたアイエンが、兄たちに笑顔を与えられる側なのも良すぎる。
もしかしたら一人踊り続けるしか無かったリノとフィリックスも仲間と一緒に踊ることでその苦しみから解放されるのかもしれない。
でも、現実は続いていく。
また苦しみや闇はやってくる。
それが、最後の晴れやかではないアイエンの表情で表現されているのかな？
映画のようなMV、美しいコンテンポラリーダンス、音楽と仲間、メロディと歌詞に沿うような切なさ、哀愁、懐かしさ、儚さを感じる映像や表情。
MVにも期待大でしたが、あまりにも素晴らしすぎて朝からもう何回リピったか分かりません。
こんな名曲を生み出してくれてありがとうチャンビンさん。そして素敵に歌い上げるメンバーも本当に愛してる。